トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2019年度 > 2020年1月 > 県立文書館 記念企画展「鉄道の埼玉 ―明治から現代へ―」を開催!― 文書館収蔵の重要文化財などで埼玉の鉄道史をたどる ―
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発表日:2020年1月9日14時
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部局名:教育局
課所名:文書館
担当名:史料編さん担当
担当者名:佐藤
直通電話番号:048-865-0112
Email:p6501121@pref.saitama.lg.jp
本企画展では、文書館収蔵の国指定重要文化財「埼玉県行政文書」をはじめ、東日本旅客鉄道株式会社大宮総合車両センターや郵政博物館などから特別に御出品いただいた貴重な文化財を展示します。こうした展示を通じて、明治時代を中心に、現代までの県内における鉄道のルーツや、鉄道と地域社会の関係について明らかにします。
(1)会期 令和2年1月14日(火曜日)から令和2年3月8日(日曜日)
(2)会場 県立文書館1階展示室
(3)開館時間 9時00分から17時00分まで
(4)休館日 月曜日、1月31日(金・月末休館日)、2月11日(火・祝)、2月23日(日・祝)
(5)観覧料 無料
(6)アクセス JR浦和駅下車徒歩15分
JR中浦和駅下車徒歩18分
*駐車台数に限りがあるため、公共交通機関を御利用ください。
蒸気機関車を紹介した福沢諭吉の著書『民情一新』や、県内に鉄道が開業した時期の様子を描いた錦絵を展示しプロローグとします。
現在のJR高崎線は、明治14年(1881)に創立した日本最初の私設鉄道会社である日本鉄道会社の路線として建設されました。国指定重要文化財や古文書で日本鉄道会社の設立と鉄道建設の過程を明らかにし、併せて郵政博物館や県立歴史と民俗の博物館から御出品いただいた路線図を紹介します。
明治20年代になると、埼玉県内でも多くの鉄道会社の起業が計画され、線路が敷設されていった一方で、計画止まりになってしまった路線もありました。
現在の西武鉄道株式会社のルーツの一つである、川越鉄道株式会社の創立にかかる古文書を貼り交ぜた屏風(個人蔵)など各鉄道ゆかりの資料を展示します。
鉄道は沿線の地域社会に大きな変化をもたらしました。「鉄道のまち」ともいわれる大宮の象徴ともいえる日本国有鉄道大宮工場(現在の東日本旅客鉄道株式会社大宮総合車両センター)に関する資料や、東北新幹線の計画・建設と地域社会の関係に関する埼玉県行政文書などの資料を展示します。
当館収蔵の報道写真で、戦後の埼玉県における鉄道のある風景を紹介します。
88点(原資料51点(うち国指定重要文化財9点)、写真37点)
会期中展示替えがあります。