埼玉県鉱工業指数について（令和2年12月分、令和2年第4四半期分）

令和2年12月分

生産は4か月ぶりの低下、出荷は3か月ぶりの低下

1 概要

令和2年12月の生産指数は、生産用機械工業、情報通信機械工業などの低下により4か月ぶりの低下となりました。出荷指数は、生産用機械工業、輸送機械工業などの低下により3か月ぶりの低下となりました。在庫指数は3か月ぶりの上昇、在庫率指数は2か月ぶりの低下となっています。

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	85.2	-3.0	-5.9
出荷	81.5	-5.1	-8.1
在庫	83.9	0.2	-4.3
在庫率	100.5	-3.7	-1.0

2 業種・品目別動向 （ 生産・出荷23業種 、在庫20業種 ）

＜ 生産 ＞ 上昇・8業種、低下・15業種

フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、カーナビゲーションなどを含む情報通信機械工業など15業種で低下しました。

一方で、医薬品などを含む化学工業、パチンコなどを含む業務用機械工業などの業種で上昇しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・8業種、低下・15業種

半導体製造装置などを含む生産用機械工業、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業など15業種で低下しました。

一方で、化粧品などを含む化学工業、パチンコなどを含む業務用機械工業などの業種で上昇しました。

＜ 在庫 ＞ 上昇・10業種、低下・10業種

印刷インキなどを含む化学工業、クッキングヒーターなどを含む電気機械工業など10業種で上昇しました。

一方で、プラスチック製容器などを含むプラスチック製品工業、伸銅製品などを含む非鉄金属工業などの業種で低下しました。

令和2年第4四半期分

生産は2期連続の上昇、出荷は6期ぶりの上昇

1 概要

令和2年第4四半期（令和2年10月～令和2年12月期）の生産指数は、生産用機械工業、輸送機械工業などの上昇により2期連続の上昇となりました。出荷指数は、生産用機械工業、輸送機械工業などの上昇により6期ぶりの上昇となりました。在庫指数は2期ぶりの低下、在庫率指数は2期連続の低下となっています。

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	86.8	7.4	-7.2
出荷	83.9	6.1	-8.6
在庫	83.9	-4.6	-4.3
在庫率	99.4	-11.2	2.6

 2 業種・品目別動向 （ 生産・出荷23業種 、在庫20業種 ） 

＜ 生産 ＞ 上昇・19業種、低下・4業種

フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業など19業種で上昇しました。

一方で、医薬品などを含む化学工業、特殊合板を含む木材・木製品工業などの業種で低下しました

＜ 出荷 ＞ 上昇・17業種、低下・6業種

フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業などの17業種で上昇しました。

一方で、医薬品などを含む化学工業、プラスチック製容器などを含むプラスチック製品工業などの業種で低下しました。

＜ 在庫 ＞ 上昇・4業種、低下・16業種

線形半導体集積回路などを含む電子部品・デバイス工業、マシニングセンタなどを含む生産用機械工業など16業種で低下しました。

一方で、合成樹脂塗料などを含む化学工業、段ボール原紙などを含むパルプ・紙・紙加工品工業などの業種で上昇しました。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a099/index.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数について（令和2年12月分、令和2年第4四半期分）（PDF：159KB）

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