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発表日:2020年6月19日11時

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県政ニュース

「下總皖一音楽賞」候補者を募集しますー埼玉県ゆかりのプロの音楽家を表彰 ー

部局名:県民生活部
課所名:文化振興課
担当名:文化振興担当
担当者名:小山・並木

内線電話番号:2887
直通電話番号:048-830-2887
Email:a2875-04@pref.saitama.lg.jp

 

七夕の歌として親しまれている「たなばたさま」をはじめ「花火」「野菊」などの童謡・唱歌から日本各地の校歌、合唱曲、器楽曲、協奏曲、邦楽曲まで2,000とも3,000ともいわれる作曲を行うなど、日本近代音楽の基礎を作った埼玉県加須市出身の下總皖一(しもおさかんいち)。
県では、その精神を受け継ぐ県にゆかりのあるプロの音楽家を「下總皖ー音楽賞」として、「音楽文化発信部門」と「音楽文化貢献部門」の2部門で表彰しております。
令和2年度の募集を6月22日(月曜日)から開始します。
本県ゆかりの素晴らしい音楽家の推薦をお待ちしています。

「下總皖一音楽賞」の概要

1  募集対象

 音楽文化の向上に貢献している本県にゆかりのあるクラシックを中心としたプロの音楽家

 (1)作曲家

 (2)音楽理論家・音楽評論家

 (3)音楽教育家

 (4)演奏家(邦楽を含む)

 (5)上記以外の分野で、優れた活動を行っている方

 ※「本県ゆかり」とは、出身、在住(歴)、在学(歴)、在勤(歴)などです。

2  募集部門

 (1)音楽文化発信部門

国内外で幅広く活躍され、今後、更なる活躍が期待できる方

 (2)音楽文化貢献部門

長年にわたり、本県の音楽文化の向上に貢献されている方

3  応募方法

個人又は団体からの推薦によります。自薦はできません。

所定の推薦書等を郵送、E-mail又は直接提出してください。

募集案内及び推薦書等は、埼玉県ホームページからダウンロードできます。

【HPアドレス】http://www.pref.saitama.lg.jp/a0305/ongakusyou/

4  応募先

埼玉県県民生活部文化振興課【下總晥一音楽賞担当】

〒330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1

電話 048-830-2887

E-mail a2875-04@pref.saitama.lg.jp

5 応募締切

令和2年9月18日(金曜日)(消印有効)

6 選考

下總皖一音楽賞選考委員会の審査を経て、知事が決定します。

7 表彰

令和3年1月又は2月に表彰式を行う予定です。

受賞者には、賞状と記念品を贈呈します。


[参考情報]

昨年度の受賞者

【音楽文化発信部門】

森谷真理 氏(声楽家 淑徳与野高等学校、武蔵野音楽大学出身)

国内外で幅広く活躍するソプラノ歌手。

武蔵野音楽大学大学院修了後、マネス音楽院(ニューヨーク)修了。メトロポリタン歌劇場『魔笛』夜の女王役でデビュー、その後リンツ州立劇場専属歌手として、また、ウィーン・フォルクスオーパーをはじめ欧米の主要歌劇場に出演。

国内では東京二期会、日生劇場、びわ湖ホール等で『ばらの騎士』元帥夫人、『蝶々夫人』題名役、『ワルキューレ』ジークリンデ、『魔笛』パミーナ、『サロメ』題名役として高く評価される。2019年秋、「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」国歌独唱の大役をつとめる。二期会会員。

【音楽文化貢献部門】

松本美和子(声楽家、武蔵野音楽大学特任教授)

日本を代表するソプラノ歌手で音楽教育家。

1972年、ローマ国立歌劇場でオペラ「カルメン」のミカエラでデビュー。1967年、ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位(1位なし)ほか受賞多数。長年、オペラ歌手、声楽家として国内外で活躍。これまでに多数のCDをリリース。

武蔵野音楽大学(入間校舎)では音楽教育に力を注ぎ、チャイコフスキー国際コンクールで日本人として初めて優勝した佐藤美枝子氏(平成26年度下總皖一音楽賞音楽文化発信部門受賞者)をはじめ、優秀な声楽家を多数輩出するなど本県音楽文化の向上に貢献。2006年、紫綬褒章を授与。2012年、旭日小綬章を叙勲。

下總皖一の功績

加須市出身の偉人。

全国に知られた「たなばたさま」「花火」「野菊」などの童謡・唱歌をはじめ、 日本各地の校歌、合唱曲、器楽曲、協奏曲、邦楽曲など多岐にわたる作曲を行い、その数は2,000とも3,000ともいわれている。

『和声学』『作曲法』などの著作で音楽理論を確立、東京藝術大学で音楽学部長を務め、数多くの素晴らしい音楽家を育てるなど、「作曲家」「音楽理論家」「音楽教育家」として日本近代音楽の基礎を作った。

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