トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2020年7月 > 企業のSDGsとタイアップした子供の居場所等への食品供給「ジャストインタイムモデル」を始動~地域ぐるみで子供の居場所づくりを支援します!~
ページ番号:179627
発表日:2020年7月1日11時
ここから本文です。
部局名:福祉部
課所名:少子政策課
担当名:こどもの未来応援担当
担当者名:古川・石井
内線電話番号:3348
直通電話番号:048-830-3348
現在のコロナ禍において、県内では食材を必要とする人が増えています。
しかしながら、子ども食堂などの子供の居場所づくり活動やフードパントリー活動においては、保管場所の不足や輸送などの問題から、食品の調達、特に冷凍・冷蔵食品の受け取りの量に限界があるなどの課題が生じています。
そこで、県では、定期的に余剰食品が生じている企業に一定期間食品を保管していただき、その地域の子ども食堂やフードパントリー活動団体が、活動日時直前に食品を受け取る「地域内での食品供給モデル」に取り組むこととしました。
この取組みにより、子ども食堂やフードパントリー活動で活用できる食品の増加を図り、子供の貧困問題の解消に取り組むとともに、企業のフードロスや廃棄コストの削減も実現することでSDGsを推進していきます。
ア ご協力いただける企業から、定期的に余剰食品リストを活動団体に提供
イ 企業の所在地近隣で活動する団体で食品の受入れ方法や受取り日時を企業に連絡
ウ 活動日に企業を訪問し受け取り、利用者等に食品を提供
・活動日まで企業に食品を保管していただけることにより、団体側が保管場所を確保する必要がなくなり、活用できる食品が増える。
・活動場所の近くに保管場所があることにより、輸送等に係る時間を減らすことができる。
・定期的に食品を提供いただけることで、食品調達の一助となる。
・廃棄する食品を減らすことができ、廃棄コストの削減にもつながる。
・子供の居場所活動を支援することで、地域とのつながりができ、社会貢献活動につながる。
(取組内容)
同社が実施するフードロス削減の取組とタイアップし、県でフードパントリー活動団体(埼玉フードパトリーネットワーク)とのマッチングを行い、団体に余剰食品と保管場所を提供いただけることになりました。
取組の結果、同社のフードロス対策やSDGsの推進につながるとともに、フードパントリーにとっても配布できる食品が増加するなど、双方にメリットが生まれています。
埼玉県福祉部少子政策課
こどもの未来応援担当 古川・石井
電話:048-830-3348