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発表日:2020年10月20日14時

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県政ニュース

令和3年度予算編成方針について

部局名:企画財政部
課所名:財政課
担当名:予算総括担当
担当者名:小暮・北村

内線電話番号:2157・2158
直通電話番号:048-830-2174
Email:a2150@pref.saitama.lg.jp

1 予算編成における基本方針について

新型コロナウイルス感染症による危機を乗り越え、人口減少社会においても本県が持続可能な発展・成長を続けるためには、感染症対策など喫緊の課題に的確に対応していく必要がある。

加えて、デジタル化への対応や、激甚化・頻発化する自然災害へ備えるとともに、子供からシニアまで生涯を通じていきいきと活躍できる社会を作り、誰一人、どの地域も取り残すことのない「日本一暮らしやすい埼玉」を実現する。

そのため、以下のとおり基本方針を定め、令和3年度の予算を編成していく。

【基本方針】

1 新たな社会に向けた変革

新型コロナウイルス感染症による危機を乗り越え、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や新たな働き方・暮らし方の拡大など社会変化に対応する取組を展開する。

2 誰一人取り残さない、持続可能な発展・成長する埼玉県づくり

持続可能な発展・成長に寄与する事業を積極的に実施し、埼玉版SDGsを推進する。

3 厳しさを増す財政状況を打破するための不断の行財政改革の推進

あらゆる財源の確保、事業の選択と集中の徹底など、歳入・歳出両面からの不断の見直しを行う。

また、デジタル化やペーパーレス化による行政プロセスの見直しを行う。

2 現時点における歳入歳出の見込について

県経済は新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況が続いている。

このような経済情勢の下、歳入面では、企業収益の減少などにより、法人二税や個人県民税を中心とした県税収入などの減少が見込まれる。

一方、歳出面では、高齢化などに伴う社会保障関連経費などの増加が見込まれるため、財源の確保は予断を許さない状況にある。

歳入から歳出を差し引いた、今後の予算編成過程において調整が必要となる額は、1,475億円(昨年度の同時点:1,365億円)を見込んでいる。

なお、今回の試算は歳入、歳出とも一定の前提に基づいて推計したものであり、最終的な予算の姿となるものではない。

【参考資料:現時点における歳入歳出の見込(PDF:220KB)

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