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発表日:2020年11月27日11時

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県政ニュース

令和2年度 埼玉県学力・学習状況調査の結果について

部局名:教育局
課所名:義務教育指導課
担当名:学力向上推進・学力調査担当
担当者名:川端・矢口

内線電話番号:6752
直通電話番号:048-830-6752
Email:a6750@pref.saitama.lg.jp

令和2年6月~7月に実施した「埼玉県学力・学習状況調査」の結果から見えた県全体の学力の伸びの状況や、調査結果を受けた今後の対応等についてお知らせします。

<埼玉県学力・学習状況調査について>

1調査の概要

⑴目的

本県の児童生徒の学力や学習に関する事項等を把握することで、教育施策や指導の工夫改善を図り、児童生徒一人一人の学力を確実に伸ばす教育を推進する。

⑵特長

「学習した内容がしっかりと身に付いているのか」という視点に「一人一人の学力がどれだけ伸びているのか(学力の経年変化)」という視点を加えており、「学力の伸び」が把握できる。

⑶実施日

令和2年6月1日(月曜日)~7月16日(木曜日)

※例年は4月上旬に同一日で実施(令和元年度は4月11日)

⑷調査対象

県内の公立小・中学校(さいたま市を除く)に在籍する小学校第4学年から中学校第3学年の全児童生徒

56市町村/62市町村中、893校/1,058校中で実施

小学校  587校/702校中

          119,977人/約151,000人中

中学校  305校/355校中

          113,943人/約147,000人中

義務教育学校  1校117人

2 調査内容

⑴児童生徒に対する調査

ア  教科に関する調査

     小学校第4学年から第6学年まで国語、算数

     中学校第1学年国語、数学

     中学校第2学年及び第3学年国語、数学、英語

イ 質問紙調査

学習意欲、学習方法及び生活習慣等に関する事項

⑵学校及び市町村教育委員会に対する調査

学校における教育活動並びに学校及び市町村における教育条件の整備等に関する事項

<調査結果から見えた県全体の学力の伸びの状況>

1 どの学年・教科でも学年が上がるとともに、着実な「学力の伸び」が見られる。

2  5年間の学力が伸びた児童生徒の割合を平均すると、

  • 中学校第1学年から第2学年にかけて伸びる生徒の割合が少ない。
  • 中学校第2学年から第3学年にかけて伸びる生徒が増加する。

※市町村別の伸びた児童生徒の割合等についてはホームページを御覧ください。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2214/gakutyou/20150605.html

<調査結果を受けた今後の対応>

<基本方針:市町村・学校との一層の連携・協働による重層的な支援>

総合的な支援

県学力・学習状況調査のデータを十分に活用し、学力を伸ばしている良い取組を発掘・共有する文化やネットワークを各市町村・各学校に構築する。

重点的な支援

伸び悩みを抱える市町村・学校を徹底的に支援することで、子供たちの学力向上を図る。

1 総合的な支援

(1) 各学校において、子供たち一人一人のつまずきを早期に発見・支援するとともに、学力を大きく伸ばした学年や学級を把握し、効果的な取組や工夫を共有化する取組を促進する。

(2) 県学力・学習状況調査データ活用事業の分析結果を踏まえて、主体的・対話的で深い学びの実践と、学級経営の充実を進める。

(3) 学力を伸ばした効果的な取組や工夫などについて、県の指導主事が直接市町村や学校に説明するとともに、取組をリーフレットにまとめて周知を図るなど、広く県内で共有化を図る。

2 重点的な支援

(1) 県学力・学習状況調査等の結果を踏まえ、特に支援が必要な学校に対し、市町村と連携して、学力向上方策を共に考えるなど重点的に支援する。

(2) 県学力・学習状況調査の学力の伸びの状況などから見えてきた、特に学習のつまずきが見られる学年・教科等について、その要因を踏まえて重点的に対応していく。

※詳細は下記ホームページを御覧ください。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2214/gakutyou/20150605.html

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