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発表日:2023年2月8日11時

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県政ニュース

「テレワーク・副業×地域ミッション事業」 事業報告会・交流会を開催します。

部局名:企画財政部
課所名:地域政策課
担当名:地域振興担当
担当者名:髙野、今井

内線電話番号:2769
直通電話番号:048-830-2773
Email:a2760-01@pref.saitama.lg.jp

埼玉県では、東京圏(埼玉県を除く)の企業で働く方・フリーランスの方(以下「参加者」という)が、県内でテレワークを体験しながら、滞在先の市町村で地域課題の解決(地域ミッション)に取り組んでいただく「テレワーク・副業×地域ミッション事業」を実施しています。

今年度は、行田市・羽生市・横瀬町の3市町が本事業に参加し、参加者は各市町や地域の関係者と一緒に地域ミッションに取り組み、様々な解決策を御提案いただきました。

このたび、今年度各市町で実施した取組内容の発表と事業参加者の交流の場として「事業報告会・交流会」を開催します。

なお、事業報告会の様子は、後日県ホームページに掲載する予定です。

事業報告会・交流会の開催

1 日時      令和5年2月14日(火曜日)午前11時から

2 会場      いいオフィス上野

                東京都台東区 小島2-20-11 LIGビル1F

3 参加者  本事業参加企業・フリーランス、3市町担当者

4 内容      地域ミッション取組内容の発表と意見交換

テレワーク・副業×地域ミッション事業特設ホームページ

テレワークや地域ミッションの様子は、県特設ホームページ「きっかけ探しは埼玉!」で随時発信しています。https://www.pref.saitama.lg.jp/a0106/telework_fukugyo_chiiki-mission.html

地域ミッション取組内容の紹介

行田市の地域ミッション取組内容の紹介

地域ミッション名:来場者も出展者も楽しめる「行田はちまんマルシェ」の実現に向けた取組

担当課名:農政課

行田市では、市内で生産される野菜、加工品、特産品など行田市内の逸品を販売する「行田はちまんマルシェ」を毎週日曜日の午前中に開催しているが、新型コロナウイルス感染症の影響等による来場者の伸び悩みが課題となっている。

そこで、本事業では、参加者に行田はちまんマルシェを中心に行田市内を複数回視察していただき、誘客に繋がるキラーコンテンツの発掘、リピート率をあげるための工夫について提案いただいた。また、収穫時期に合わせて行田はちまんマルシェで販売している特産品「行田在来えだまめ」の活用についてもアドバイスいただき、「行田のえだまめ餃子」の商品化が実現した。この商品は、令和5年1月に無印良品・銀座店で開催した「つながる市(いち)  埼玉編」でも販売し、併せて行田はちまんマルシェの賑わい復活に向けたPRも行った。

 
 
 
 
行田はちまんマルシェ1 行田はちまんマルシェ2

主な参加者

株式会社たびふぁん

【事業内容】LINEで使える温泉レコメンドサービス「温泉botくん」、観光に特化したマイクロインフルエンサーを活用した官民連携事業「やどふぁん」を運営。大手企業からスタートアップ、市町村から県まで規模を問わず共創を実施している。

【本事業での取組】行田はちまんマルシェを中心に行田市内の観光コンテンツを盛り込んだ観光プランの作成とプロモーション手法を検討。また、SNS等を活用した口コミ・投稿を増やすため、インセンティブを付与する手法などを提案。

有限会社Pro-SPEC

【事業内容】イベント関連事業において、企画・制作(映像制作、施工管理等も含む)から実際の運営まで一気通貫してお客さまのニーズにあわせてトータルプロデュースしている。イベント後の「1人ひとりの思いの詰まった笑顔」を求めている。

【本事業での取組】行田はちまんマルシェの目玉商品をつくるために「行田在来えだまめ」を用いた加工食品の開発や、来場者数増加を目的に行田はちまんマルシェの首都圏への売り込みなどを提案。この提案が、無印良品・銀座店で開催した「つながる市(いち) 埼玉編」出店のきっかけとなった。

羽生市の地域ミッション取組内容の紹介

地域ミッション名:商店街と地域との繋がりを生かした持続可能なまちづくり活動の加速

担当課名:商工課

羽生市では、商店街活性化を目的に活動するプロジェクトチーム「MALL DESIGN実行委員会」が中心となり市内商店街の活性化に向けて活動しているが、商店街等の空き店舗が増加傾向にあるという課題がある。

本事業では、参加者が市内商店街の視察や、MALL DESIGN実行委員会のメンバー等と意見交換を行い、商店街へ人を呼び込む手法を検討した。具体策として、商店街で障がい者を対象にアートワークショップを開催し、そこで作成されたデザインを市内企業の商品パッケージに活用していただき、商店街のイベント等でその商品を販売することで、商店街へ人の流れをつくることを検討している。また、商店街で多くの古本を目にした参加者からは、古本を活用して商店街に人を呼び込むことを提案いただいた。3月に市内の商店街でイベントが開催される際に、「一箱古本市」を出店できるよう企画中である。

 
羽生市での地域ミッションの取組1 羽生市での地域ミッションの取組2

主な参加者

株式会社クロス・カンパニー(参加名:クロスチーム)

【事業理念】知的障がいや発達障がいをはじめとした障がい者が発揮する個性や表現する力を、社会の人々にもっともっと身近に触れて欲しい。夢を描きながら、それぞれのチカラをチームのチカラに変えて、"Social Re-Design Company"として歩んで行く。

【本事業での取組】商店街を中心に市内を活性化するため、「MALL DESIGN 実行委員会」メンバーのデザイナー及び羽生市の就労継続支援B型施設と同社との共創によりデザインを創作し、市内企業の商品パッケージに使用していただけるよう、積極的に企画の提案を行っている。

三浦 美子(みうら よしこ)

【主な活動】フリーのITエンジニア。

趣味で国際芸術祭の運営に携わった経験があり、「一箱古本市」にも出店。

【本事業での取組】商店街に活用されていない多くの古本があることに目をつけ、古本を活用し商店街へ人の流れを作ることを提案。商店街でのイベント開催時に1人1箱の段ボールに古本を入れ持ち寄り販売を行う「一箱古本市」の出店に取り組む。

横瀬町の地域ミッション取組内容の紹介

地域ミッション名:テレワーク拠点を活用した地域資源の新たな魅力発見と商品開発

担当課名:まち経営課

横瀬町では、様々な農産物を生産しており、コロナ禍前は特に「いちご狩り」「ブドウ狩り」などの新鮮な果実の体験メニューが観光客に大変好評だったが、コロナ禍で町を訪れる人が減った影響で、地元農産物の売上が減少しているという課題があった。

そこで、本事業では、参加者に町内を視察していただき、地元農産物を用いた加工食品の開発と販路拡大に取り組んでいただいた。参加者と地域の方が協力して商品開発を行うため、宿泊や人との交流もできるコワーキングスペース「LAC横瀬」で意見交換し、「チャレンジキッチンENgaWA」で地元農産物を使った横瀬ならではのメニューの試作を行った。

また、参加者が横瀬産の大豆と地元の味噌づくりの達人が考案するレシピに着目し、味噌づくりキットの商品化と販路の拡大に向けて取り組んでいる。

 
横瀬町試作1 横瀬町試作2

 

主な参加者

株式会社Clocca

【事業内容】TVや雑誌などのフードコーディネートや、調理器具の販売の他、オンラインショップの展開や、Instagramでおすすめレシピや生活用品などの紹介も行う。

【本事業での取組】横瀬産の農作物を活かした商品開発に取り組み、蕎麦粉のガレット~プラムジャムソースかけ~の試作と、味噌づくりキットの商品開発・販路拡大に取り組む。

株式会社スキーマ

【事業内容】WEBサイト構築やスマートフォンアプリのUI/UXデザイン、グラフィックデザイン、CI/VI計画など、デザインを軸としたクリエイティブ業務全般を幅広く担当する制作ディレクター集団。時代の動きにあわせたクリエイティブを追求するため、機動力・行動力を最優先事項として捉え、課題解決のための創造的なデザインを提案し続けている。

【本事業での取組】株式会社Cloccaが考案した商品について、横瀬らしい魅力的な商品となるようパッケージのデザインに取り組む。

報道発表資料(ダウンロードファイル)

「テレワーク・副業×地域ミッション事業」 事業報告会・交流会を開催します。(PDF:130KB)

地域ミッション取組内容の紹介(PDF:243KB)

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