埼玉県鉱工業指数（令和4年5月分）～ 生産は4か月ぶりの「低下」、出荷は2か月ぶりの「上昇」～

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

1  概要

令和4年5月の生産指数は、化学工業、情報通信機械工業などの低下により4か月ぶりの低下となりました。
出荷指数は、輸送機械工業、非鉄金属工業などの上昇により2か月ぶりの上昇となりました。
在庫指数及び在庫率指数は2か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和4年5月分）             (平成27年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	81.0	-8.8	-3.0
出荷	85.0	0.1	1.7
在庫	81.4	-3.7	-1.8
在庫率	98.9	-5.6	-12.3

 

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞ 上昇・5業種、低下・18業種

医薬品などを含む化学工業、カーナビゲーションなどを含む情報通信機械工業など18業種で低下しました。
一方で、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、パチンコなどを含む業務用機械工業などの業種で上昇しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・9業種、低下・14業種

自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、伸銅製品などを含む非鉄金属工業など9業種で上昇しました。
一方で、半導体製造装置などを含む生産用機械工業、化粧品などを含む化学工業などの業種で低下しました。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和4年5月分）（PDF：255KB）（別ウィンドウで開きます）

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