埼玉県鉱工業指数（令和5年5月分）～生産は2か月ぶりの「低下」、出荷は2か月連続の「上昇」～

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

1  概要

令和5年5月の生産指数は、化学工業、輸送機械工業などの低下により2か月ぶりの低下となりました。
出荷指数は、食料品工業、情報通信機械工業などの上昇により2か月連続の上昇となりました。
在庫指数は5か月ぶりの低下、在庫率指数は3か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和5年5月分）              (平成27年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	78.0	-1.5	-3.1
出荷	80.8	1.9	-2.6
在庫	90.9	-1.2	10.4
在庫率	115.5	-6.4	16.3

 

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	7業種	食料品工業	10.2	炭酸飲料
		プラスチック製品工業	7.1	プラスチック製容器
低下	16業種	化学工業	-19.4	医薬品
		輸送機械工業	-15.1	自動車エンジン

 

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	12業種	食料品工業	16.1	炭酸飲料
		情報通信機械工業	20.8	ガス警報器
低下	10業種	輸送機械工業	-12.0	自動車エンジン
		生産用機械工業	-16.4	半導体製造装置

横ばい（1業種）

※主な品目について秘匿あり。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和5年5月分）（PDF：311KB）（別ウィンドウで開きます）

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