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掲載日:2023年1月1日

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知事コラム

「未来への確かな布石」迎春

埼玉県知事 大野元裕 写真

明けましておめでとうございます。

昨年はコロナが猛威を振るい、かつてない規模の陽性者数を記録しました。県民の皆様には感染防止対策にご協力いただき、改めてお礼申し上げるとともに、医療関係者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆様、感染症対策に取り組まれた全ての皆様に、心から感謝申し上げます。

昨年はエネルギー価格・物価高騰が進み、県民・事業者の皆様が厳しい状況に置かれました。これに対し、国や県内の経済界・産業界・労働界と連携し、県の取組を策定の上、速やかに補正予算に反映させたほか、産・官・金・労 による「価格転嫁の円滑化に関する協定」を全国で初めて締結するなど機動的な対応を行いました。

災害に対しては、平時から危機を想定して備え、昨年発生した降ひょう、豪雨、土砂災害などの災害に迅速的確に対応しました。

こうした危機に対応しつつ、私が知事に就任して初めての5か年計画を新たに策定し、昨年4月にスタートさせました。

この計画が目指す、あらゆる人に居場所があり、活躍でき、安心して暮らせる「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に向け、様々な施策が動き出しています。

近年は、変化が激しく予測が難しい時代であり、従来の働き方や仕事への取り組み方の「変革」が必要です。

本県が推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)は、社会全体の変革を目指すものです。デジタル技術による省力化で生まれた時間を、フェイストゥフェイスで対応すべき仕事、創造的な仕事、多様なステークホルダーとの共創的な仕事へシフトさせていくことが肝心です。

人口減少下でも、社会全体の生産性向上により、持続的に発展していく社会を構築したいと考えます。

そして、今年こそポストコロナ元年とし、未来を見据えた大きな変革の年にしたいと考えています。

まずは、引き続きコロナ対策に最優先で取り組むとともに、長期化するエネルギー価格・物価高騰に対応し、経済を一日も早く回復させてまいります。

その上で、未来への確かな布石として、人材育成としての「人」、強い埼玉県経済に不可欠な「企業」、この人や企業が根付いている「地域」、これらの「人・企業・地域」三位一体で、持続可能な成長ができる施策を推進してまいります。

また、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に向け、子供をはじめ高齢者、障害者、女性、LGBTQなど誰もが社会に参画する取組や、災害から県民を守る取組を加速させてまいります。

今年の干支「卯(うさぎ)」は、「飛躍」、「向上」を象徴するものです。今年が埼玉県にとって飛躍と向上の年となるよう、皆様とともに「ワンチーム埼玉」で県政に取り組んでまいります。

▲知事の日常業務はこちらからご覧いただけます(別ウィンドウで開きます)

 

埼玉県知事大野元裕

お問い合わせ

県民生活部 広報課 テレビ・ラジオ・広報紙担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-824-7345

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