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掲載日:2023年3月31日

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「繊維の女王」 身近 ―伝統的な養蚕(ようさん)・絹織物を守る―

蚕(カイコ)が作る繭(まゆ)からできる絹織物。歴史は古く、県では紀元前97~30年に知々夫彦命(ちちぶひこのみこと)が秩父に来任し、養蚕・機織りを教授したと言い伝えられています。
陰暦(旧暦)では「蚕月(かいこづき)」とも呼ばれる3月。埼玉が誇る伝統工芸品に触れてみませんか。

※地方官の一つである国造(くにのみやつこ)に任命され、知々夫国を支配したとされている

絹織物については
【問合せ】県観光課
電話:048-830-3950

養蚕については
【問合せ】県生産振興課
電話:048-830-4151

国指定伝統的工芸品 秩父銘仙

秩父銘仙は、裏表が無い平織りの絹織物。先染めした経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を織り込む「ほぐし織」という技術が用いられています。手頃でおしゃれな着物として、大正時代から昭和初期に流行しました。

写真提供・所蔵:ちちぶ銘仙館

スワン柄などかわいい柄も!

写真提供・所蔵:ちちぶ銘仙館

秩父銘仙の原点 秩父太織(ふとり)

規格外の繭を使って作られる日常着や農作業用の織物。秩父銘仙は、この太織の技術が改良され発展したものです。

蚕のことを知ってもらいたい!

家業である養蚕業を継いで11年目。さらなる増産を目指して、約50万頭の蚕を飼育し、約1トンの繭を生産しています。蚕から作られる絹は、肌触りが良く、生地としての強さがあり、タオルなどの日常生活に欠かせないものにも使われています。ぜひ一度使って絹の良さを肌で感じてみてください。

養蚕農家 久米 悠平さん

久米さんの繭で秩父太織を作っているのはココ!
Handweaver Magnetic Pole

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▲注文など詳細はこちら(別ウィンドウで開きます)

着物1着を作るのに必要な蚕は何頭?

着物1着分の反物を織るためには、約3,900キロメートルの絹糸が必要です。
1頭の蚕から取れる繭糸(けんし)の長さは約1,200~1,500メートルなので、平均3,000頭の蚕の繭が使われていることになります。

★蚕は家畜として扱われているため、数え方は1匹ではなく1頭です。

知ってた?絹織物の始まり養蚕

桑を栽培し、蚕を育て、繭を生産する養蚕業。かつては県西部、北部地域を中心に県内全域で盛んに行われ、本県の経済を支えていました。現在では養蚕農家はわずかとなりましたが、今でも全国4位の繭生産量があります。

※令和4年:(一財)大日本蚕糸会調べ

蚕の一生と重要な役割

蛾(ガ)の一種である蚕の一生は約2カ月。短い期間で卵から幼虫、さなぎ、成虫へと成長します。さなぎになるときに吐き出す糸で繭を作り、繭から糸を引き出したものが、絹織物の原料、生糸となります。

宮中御養蚕の復興に、渋沢栄一?

宮中と御養蚕の関わりは日本書紀の時代までさかのぼり、現在の宮中御養蚕は明治4年に昭憲皇太后が復興されたものです。当時の政府官吏だった渋沢栄一は養蚕に精通していたため、御養蚕を行う場所の選定や指導者の推薦など、復興に尽力しました。

▲写真/深谷市所蔵

秩父銘仙 を着てこう!

大正ロマンを感じる、レトロモダンな秩父銘仙を着て、秩父の町を散策してみませんか?

イメージ

レンタル銘仙「イロハトリ」

営業時間 午前10時~午後4時30分 ★定休日:水曜

場所・交通 秩父ふるさと館1階(秩父駅下車徒歩5分)

電話:050-7109-1331

QRコード

▲予約など詳細はこちら(別ウィンドウで開きます)

秩父銘仙を着る人を増やしたい!

元々着物が好きで、地域おこし協力隊をきっかけに秩父市へ移住しました。今も秩父銘仙を世に広めるために活動しています。秩父銘仙は軽くて着やすい、普段着にもなる着物。七五三や卒業式などの特別な日だけでなく、気軽に着てほしいです。ここでレンタルをして、近くの番場通りでカフェめぐりなどをするのも風情を感じられておすすめです。

関川 亜佐子さん

秩父銘仙織元
レンタル銘仙「イロハトリ」代表
関川 亜佐子さん

県の伝統的手工芸品 本庄絣(かすり)

主に本庄市で作られている、絹糸の風合いを生かした先染め製法で独特な織味が魅力の絹織物。近年では本庄絣を使ったネクタイ、ストール、カードケースなど伝統文化を現代風にアレンジした製品も作られています。

【問合せ】本庄市観光協会本庄支部
電話:0495-25-1174

行ってみよう!

ちちぶ銘仙館

秩父銘仙の歴史や展示品を見ることができます。館内に展示されている設備は全て今も使われていて、運が良ければ稼働しているところを見られるかも?

営業時間 午前9時~午後4時 ★休館日:年末年始のみ

場所・交通 秩父市熊木町28-1(西武秩父駅下車徒歩5分)

入館料 210円

電話:0494-21-2112

片倉シルク記念館

片倉工業株式会社の製糸工場だった、熊谷工場の繭倉庫を利用して創設。本県養蚕業と製糸業の貴重な資料や歴史、技術を見てみよう!

蚕から生糸になるまでが分かる!

▲写真提供/片倉工業株式会社

営業時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
★休館日:月・火曜(夏期・年末年始・その他臨時休館あり)

場所・交通 熊谷市本石2-135(熊谷駅下車徒歩15分)

入館料 無料

電話:048-522-4316

新啓織物 ハタオト ハンカチ1枚を3人に、亀沢屋 銘仙菓子セット(チョコレート、クッキー、ゼリー)を3人にプレゼント。詳細は「 クイズ&プレゼント 」をご覧ください。

★ハンカチの柄や銘仙菓子の種類は届いてからのお楽しみ。

秩父銘仙 シルクの誕生物語

お問い合わせ

県民生活部 広報課 テレビ・ラジオ・広報紙担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-824-7345

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