トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2021年3月 > 令和2年4月から12月における県内の一般廃棄物(ごみ)の排出状況について ~新型コロナウイルス感染症の影響を調べました~
ページ番号:194972
発表日:2021年3月15日11時
ここから本文です。
部局名:環境部
課所名:資源循環推進課
担当名:企画調整・一般廃棄物担当
担当者名:森田・髙杉
内線電話番号:3109
直通電話番号:048-830-3110
Email:a3100-05@pref.saitama.lg.jp
令和2年4月から12月における埼玉県内の一般廃棄物(ごみ)の排出量の状況について、調査結果を取りまとめたので公表します。
令和2年4月から6月は令和元年度と比較して、生活系ごみの大幅な増加が見られました。7月から12月についても、前年度に比較して生活系ごみは増加しています。事
業系ごみについては、全体的に減少しました。
このような傾向は、新型コロナウイルス感染症の影響によるものと考えられます。
市町村によるごみの処理能力には、限りがあります。
ごみの分別をしっかり行って減量化するとともに、粗大ごみなどは市町村の受入体制に応じて時期をずらして出すなど、御協力をお願いします。
令和2年4月から12月の9か月間の生活系ごみの総排出量は約133万7千トンで、前年同月間に比べて約5万4千トン(4.2%)増加しました。6月の増加率が最も大きく、前年比18.7%の増加でした。
生活系ごみのうち、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみは大幅に増加しました。6月の粗大ごみの排出量は、前年同月比30%以上の増加でした。粗大ごみは、市町村において5月に搬入制限をしたため一時的に大幅に減少しましたが、6月に制限を解除したため、増加に転じたと考えられます。
令和2年4月から12月の9か月間の事業系ごみの総排出量は約37万5千トンで、前年同月間に比べて約4万1千トン(9.8%)減少しました。5月の減少率が最も大きく、前年比20.8%の減少となりました。
今後も安定的かつ継続的に資源とごみの収集や処理が行えるよう、ごみの分別・減量化に御協力いただきますようお願いします。
また、収集運搬作業に従事される方々の安全を守るためにも市町村のごみ出しルールに従うとともに、粗大ごみ等は市町村の受入体制に応じてできる限り時期をずらして捨てるようお願いします。
近年、リチウムイオン電池を使用した製品が、可燃性のごみや破砕するごみの中にまぎれ込み、火災の原因となっています。ごみ処理施設や収集運搬車両の火災だけでなく、ごみ処理に携わる作業者に被害が及ぶこともあり、大変危険です。リチウムイオン電池を使用した製品等は、市町村のルールに従った正しい分別方法でごみ出しするようにしてください。