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発表日:2022年11月11日14時

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県政ニュース

卓越した技能者「現代の名工」に令和4年度は本県関係者3名が決定!

部局名:産業労働部
課所名:産業人材育成課
担当名:委託訓練・連携推進担当
担当者名:田中、渡邉

内線電話番号:4605
直通電話番号:048-830-4607
Email:a4590-01@pref.saitama.lg.jp

 

「卓越した技能者の表彰」は、厚生労働大臣が毎年1回、卓越した技能を持ち、その道で第一人者とされている技能者を表彰するものです。

受賞者は、一般に「現代の名工」と呼ばれています。

表彰式は国が主催し、新型コロナウイルス感染防止の観点から、部門別代表者の出席により、令和4年11月14日(月曜日)にリーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区)で開催されます。

表彰概要

  • 昭和42年度から55年続く表彰制度
  • 都道府県知事や全国的な規模の事業を行う事業団体等から推薦のあった者から厚生労働大臣が技能者表彰審査委員の意見を聴いて決定
  • 受賞者には、厚生労働大臣から卓越技能章(盾及び徽章)と褒賞金(10万円)を授与
  • 令和3年度までに本県関係者178名が受賞(全国では6,796名)

表彰式

日時

令和4年11月14日(月曜日)14時から

場所

リーガロイヤルホテル東京

東京都新宿区戸塚町1-104-19(電話03-5285-1121)

埼玉県知事推薦による受賞者(2名)

1 千葉 正昭(ちば まさあき)氏 41歳

(1)職種名 無線・有線通信機器組立工

(2)居住地 さいたま市西区

(3)就業場所 協和界面科学株式会社(新座市)

(4)技能功績の概要

界面科学に関する装置開発の第一人者であり、総合的な電子機器作製及び回路解析において高い技能を有する。これらの技能を発揮し、自社製品の小型化、性能向上、原価低減を実現してきた。また、大学等との共同研究にも精力的に取り組み、次世代電子材料の研究では超高温LB膜作製装置、宇宙分野の研究では疑似微小重力発生装置に搭載できる小型無線顕微鏡を開発し、界面科学研究に大きく寄与している。ものづくりマイスターとして工業高校で指導するなど、後進技能者の育成に尽力している。

2 萩原 忠和(はぎわら ただかず)氏 73歳

(1)職種名 建築大工

(2)居住地 加須市

(3)就業場所 萩原工務店(加須市)

(4)技能功績の概要

長年木造建築工事に従事し、特に日本古来の伝統的な木材加工技術である「規矩術(きくじゅつ)」において高い技能を有している。その技能を遺憾なく発揮し、精度の高さが求められる寺社仏閣や有形文化財の工事を数多く手がけており、地域の社寺建築に深く関わってきた。また、「規矩術」を用いた指導にも定評があり、大学や職業訓練法人にて若者の技術指導を精力的に行い、技能継承に尽力している。

特定非営利活動法人 高度情報通信推進協議会推薦による受賞者(1名)

中山 拓也(なかやま たくや)氏 46歳

(1)職種名 情報配線施工工

(2)居住地 富士見市

(3)就業場所 エクシオグループ株式会社中央技術研修センタ(和光市)

(4)技能功績の概要

光通信設備工事における永年の経験を通じて、現場の作業プロセスと施工劣化要因等を最適化して施工品質と作業効率を同時に向上させる手法を実現し、災害復旧工事など国内外の施工現場において尽力している。国内競技会での金賞獲得経験を活かし、技能五輪国際大会で金メダリスト5名、全国大会でメダリストのべ38名(入賞率70%超)を指導・輩出しており他の追随を許さない。近年は、国際大会日本代表エキスパートに就任し、当該技能の国際標準化などに大きく貢献している。

 

※年齢は、令和4年11月1日現在

報道発表資料(ダウンロードファイル)

卓越した技能者「現代の名工」に令和4年度は本県関係者3名が決定!(PDF:182KB)(別ウィンドウで開きます)

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