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掲載日:2021年10月6日
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龍勢橋
りゅうせいはし
路線名:主要地方道皆野両神荒川線
場所:埼玉県秩父市下吉田地内
架設年次 平成3年
2径間連続鋼鈑桁橋長:64.00m、幅員:12.00m
駐車場:駐車スペース あり
トイレ:椋神社あるいは道の駅龍勢会館
【農民ロケットにその名を頂く】
龍勢橋は、一級河川阿熊川を渡る主要地方道皆野両神荒川線の橋である。龍勢とは、地元「椋神社」の例大祭「龍勢まつり」(毎年10月)で打ち上げられるロケットのことで、着火とともに轟音を上げながら、一気に500mの高さまで舞い上がる。
龍勢橋を阿熊川上流側から
下を走るのは、県道下日野沢東門平吉田線
龍勢橋の親柱
鋳物でできた龍のオブジェクトが鎮座する
「龍勢」とは、この橋の近くにある「椋神社(むくじんじゃ)」で
毎年10月第二日曜日に開催される「龍勢まつり」のこと
農民ロケットが轟音とともに、龍のごとく空高く舞い上がると、
秩父に秋の季節が訪れる
龍勢まつりが行われる椋神社
秩父事件で農民が蜂起した場所として
歴史に名を刻んでいる
龍勢まつり会場 龍勢橋の上からの様子
大勢の人でにぎわう
祭の時には、この区間の県道は通行止めとなり
会場の一部となる
龍勢(ロケット)は、椋神社の北側山腹にある櫓から
打ち上がる(写真中央)
龍勢を櫓に運ぶ様子
長い竹竿の先に筒が取り付けられており
その中に火薬などが充填されている
龍勢を打ち上げる際
紅白幕のある舞台で、口上が述べられる
とーざい!東西!ここに奉るは ~ 御奉納ー!
独特の名調子が奏でられる
「御奉納ー!」のあと、龍勢に点火
櫓から龍勢が打ち上がる
打ち上がった龍勢が上空で弧を描く
頂点にさしかかると、龍勢が破裂し
中からパラシュートや紙飛行機、傘などが飛び出す
打ち上げ後の龍勢
秋空に龍が立ち上ったような煙跡を残す
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