結 果 の 概 要
〜平成12年4月分〜
 
1 賃金の動き 
4月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で273,126円となり、対前年同月比0.9%減(規模30人以上では、291,320円、0.5%減)となった。(第1図、第1・2表)
 実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比0.1%増(規模30人以上では、0.4%増)となった。(第7表)
 また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で268,200円、対前年同月比0.4%減(規模30人以上では、286,682円、1.2%増)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で250,239円、対前年同月比0.4%減(規模30人以上では、263,011円、0.6%増)であった。(第1・2表)
 
 
2 労働時間の動き 
 4月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で154.5時間、対前年同月比0.2%増(規模30人以上では、153.8時間、0.6%増)となった。
 また、所定外労働時間は、5人以上で11.0時間、対前年同月比は6.8%増(規模30人以上では、13.1時間、15.0%増)であった。(第2図、第1・2表)
 製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で14.6時間、対前年同月比16.8%増(規模30人以上では16.4時間、25.3%増)であった。(第2図、第1・2表)
 
 
 
 
 
 
 
 
3 雇用の動き 
 4月分の規模5人以上調査産業計の常用雇用指数は97.9、対前年同月比1.8%減(規模30人以上では98.2、2.4%減)、製造業では規模5人以上の指数が96.5、対前年同月比1.4%減(規模30人以上では95.1、1.3%減)であった。(第4図、第3表)
 その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比0.8%減、サービス業が同2.5%減となっている。(第3表)
規模30人以上の季節変動調整済指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.2%減、製造業は前月同率であった。(第10表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で27.9%、対前年同月差1.9ポイントの増加(規模30人以上では、25.6%、同1.0ポイントの増加)であった。(第17表)