結 果 の 概 要
〜平成11年3月分〜
1 賃金の動き
- 3月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で284,992円となり、対前年同月比0.5%増(規模30人以上では、299,776円、0.7%減)となった。(第1図、第1・2表)
- 実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比0.8%増(規模30人以上では、0.3%減)となった。(第7表)
- また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で263,783円、対前年同月比0.6%増(規模30人以上では、275,317円、0.1%増)であった。(第1・2表)
- きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で246,217円、対前年同月比1.0%増(規模30人以上では、254,708円、1.0%増)であった。(第1・2表)
2 労働時間の動き
- 3月の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で149.8時間、対前年同月比0.8%増(規模30人以上では、147.3時間、0.3%減)となった。
- また、所定外労働時間は、5人以上で10.1時間、対前年同月比は4.3%増(規模30人以上では、10.9時間、2.0%増)であった。(第2図、第1・2表)
- 製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で13.1時間、対前年同月比0.7%減(規模30人以上では13.3時間、6.2%減)であった。(第2図、第1・2表)
3 雇用の動き
- 3月分の規模5人以上調査産業計の常用雇用指数は99.2、対前年同月比1.1%減(規模30人以上では100.4、0.7%減)、製造業では規模5人以上の指数が96.8、対前年同月比2.8%減(規模30人以上では95.2、3.2%減)であった。(第4図、第3表)
- その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比1.1%増、サービス業が同1.4%減となっている。(第3表)
- 規模30人以上の季節変動調整済指数の対前月比は、調査産業計で0.1%減、製造業は0.1%増であった。(第10表)
- また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で26.8%、対前年同月差1.5ポイントの上昇(規模30人以上では、25.9%、同3.2ポイントの上昇)であった。(第17表)