結 果 の 概 要
〜平成11年8月分〜

1 賃金の動き

8月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で280,244円となり、対前年同月比0.6%増(規模30人以上では、301,371円、3.6%増)となった。(第1図、第1・2表)
実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比0.5%減(規模30人以上では、2.6%増)となった。(第7表)
また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で261,820円、対前年同月比0.8%増(規模30人以上では、283,828円、2.9%増)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で245,085円、対前年同月比0.6%増(規模30人以上では、262,536円、3.0%増)であった。(第1・2表)

2 労働時間の動き

8月の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で139.8時間、対前年同月比0.2%減(規模30人以上では、138.4時間、0.3%増)となった。
また、所定外労働時間は、5人以上で8.8時間、対前年同月比は6.2%増(規模30人以上では、10.5時間、11.3%増)であった。(第2図、第1・2表)
製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で11.9時間、対前年同月比9.2%増(規模30人以上では13.6時間、11.6%増)であった。(第2図、第1・2表)

3 雇用の動き

8月分の規模5人以上調査産業計の常用雇用指数は97.7、対前年同月比2.0%減(規模30人以上では98.0、3.1%減)、製造業では規模5人以上の指数が96.5、対前年同月比2.1%減(規模30人以上では94.9、2.7%減)であった。(第4図、第3表)
その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比0.5%減、サービス業が同3.6%減となっている。(第3表)
規模30人以上の季節変動調整済指数の対前月比は、調査産業計で前月比1.6%減、製造業は前月比0.5%減であった。(第10表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で28.1%、対前年同月差0.3ポイントの増加(規模30人以上では、25.1%、同0.4ポイントの減少)であった。(第17表)