結 果 の 概 要
〜平成11年1月分〜

1 賃金の動き
   1月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で276,830円となり、対前年同月比1.7%減(規模30人以上では、288,872円、1.9%減)となった。(第1図、第1・2表)
   実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比1.7%減(規模30人以上では、1.9%減)となった。(第7表)
   また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で267,928円、対前年同月比0.9%増(規模30人以上では、283,394円、0.8%増)であった。(第1・2表)
   きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で251,064円、対前年同月比1.4%増(規模30人以上では、262,059円、1.1%増)であった。(第1・2表)
 

 
 
 

 

2 労働時間の動き
   1月の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で136.2時間、対前年同月比0.2%減(規模30人以上では、136.4時間、0.8%減)となった。
   また、所定外労働時間は、5人以上で8.9時間、対前年同月比は5.4%減(規模30人以上では、10.3時間、3.7%減)であった。(第2図、第1・2表)
   製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で10.2時間、対前年同月比14.3%減(規模30人以上では11.6時間、11.4%減)であった。(第2図、第1・2表)
 


 

 

3 雇用の動き
   1月分の規模5人以上調査産業計の常用雇用指数は97.5、対前年同月比1.7%減(規模30人以上では99.2、2.1%減)、製造業では規模5人以上の指数が95.8、対前年同月比3.3%減(規模30人以上では95.8、3.1%減)であった。(第4図、第3表)
   その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比1.5%増、サービス業が同2.0%減となっている。(第3表)
   規模30人以上の季節変動調整済指数の対前月比は、調査産業計で0.0%で同率、製造業は0.2%減であった。(第10表)
   また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で24.2%、対前年同月差1.4ポイントの低下(規模30人以上では、22.9%、同0.6ポイントの低下)であった。(第17表)