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掲載日:2019年6月3日
Q 加藤裕康議員(自民)
現在の学校教育において、わが国の歴史は当然のことのように日本史と呼ばれていますが、私はここに大きな疑問を感じております。小中学校において日本語を学ぶ教科は国語であり、大学において日本文学を研究する学科は国文学科と呼ぶことは当然のことであります。が、しかしながら、高校においてわが国の歴史を学ぶ科目は日本史なのであります。
埼玉県は、全国に先駆けてわが国の歴史を日本史ではなく「国史」と呼ぶべきであると考えます。GHQに虐げられた歴史観の克復、日本人としてのアイデンティティーの醸成を促すことに必ずつながると思います。
そこで、教育長の見解を伺います。
A 関根郁夫 教育長
わが国の歴史の展開や伝統文化についての理解を通して、わが国の国土や歴史に対する愛情を育むことは大事なことです。
また、科目の名前は学習する子供たちにとっては、まさにその科目との最初の出会いであります。
わが国の歴史を学ぶにあたり、日本人としてのアイデンティティの醸成に向け、どのような科目の名前を使用するかについては、大変重要な視点と考えております。
しかしながら、教育課程の中で行われるすべての科目の名前は学習指導要領で定められております。
県では、次代を担う子供たちがわが国の歴史や伝統文化について理解を深め、わが国や郷土を愛する心情や態度を育むよう、引き続きしっかり取り組んでまいります。
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