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掲載日:2019年6月3日
Q 加藤裕康議員(自民)
深谷市北部の旧豊里地区は、北に利根川、南に利根川に合流する小山川が流れ、河川に囲まれています。これまで台風や大雨によりたびたび水害に悩まされてきました。特に、昭和22年のカスリーン台風では地区一帯が水浸しになる甚大な被害を受けました。現在、地区内の排水は、東側を農業用の幹線排水路が、西側を一級河川清水川が担っています。農業用の幹線排水路が小山川と合流する地点には、豊里東部排水機場が昭和47年に完成し、現在深谷市が管理しています。また、清水川は県による整備が進められ、昭和43年には小山川との合流点に清水川排水機場が完成し、その後も調節池の整備や樋門の改築などの河川改修が進められ、地区の安全性が向上しました。
しかし、平成23年9月の台風12号の際には清水川の水があふれ、周辺の住宅などで浸水被害が発生しました。清水川排水機場には毎秒4トンの排水ポンプが設置されていますが、排水能力が足りなかったのではないかと考えます。このため、清水川排水機場には地区の水を速やかに排水できる十分な排水能力が必要であり、地元の住民はポンプの増設を強く望んでいます。
そこで、清水川排水機場のポンプ増設の見通しについて伺います。
A 柳沢一正 県土整備部長
お尋ねの清水川排水機場につきましては、平成23年9月の台風12号による浸水被害を踏まえ、排水能力を毎秒4立方メートルから8立方メートルに増強を図るため、現在、詳細設計を実施しております。
平成25年度中には設計を完了し、平成26年度から工事に着手する予定でございます。
今後とも、流域の皆さまが安心・安全に暮らせるよう、早期の完成に努めてまいります。
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