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掲載日:2019年6月3日
Q 木村勇夫議員(民主・無所属)
さいたま市南区沼影に県の旧沼影職員住宅がございます。武蔵浦和駅から徒歩12分、沼影市民プールの向かいという好立地で、土地面積が2,100平方メートル、建物面積は2,165平方メートルというものです。この沼影職員住宅は昭和47年に建てられたもので、平成20年3月末で職員住宅としての役目を終えました。現在は未使用のまま鉄筋コンクリート造り5階建ての建物が建っており、県が草刈り等をしながら管理している状況です。周辺の空き地が減少する中で、この未利用の旧沼影職員住宅は異彩を放っており、地域からも今後どうなってしまうのか、防犯上も心配、売却されてマンションが建ってしまうのではないかという不安の声が上がっています。
この物件は、立地条件の良さと土地の形、広さも十分であることから、民間に売却すれば資金力を持つゼネコンが落札し、その後マンションになることは明らかであります。それらの点も踏まえて、今後この旧沼影職員住宅については公的活用が必要であると思います。県で今後利用の計画がないのであれば、地元さいたま市で活用してもらうのが最適であると思いますが、この用地の現在におけるさいたま市からの要望の状況と今後の県の処分についての考え方について総務部長にお伺いいたします。
A 三井隆司 総務部長
県有未利用地の活用につきましては、従来から公的な活用を最優先としております。
また、活用方法を決定するに当たっては、まず、県自らが活用できないか全庁的な検討を行います。県としての活用がない場合には、地元市町村に活用の意向を確認しております。
旧沼影職員住宅につきましては、平成20年3月に廃止後、県による活用を検討してまいりましたが、具体的な活用には至りませんでした。
そこで、地元さいたま市に対し購入希望について打診したところ、市からは、敷地の一部を保育施設として活用したい、との回答をいただきました。
今後、公的活用が図られるよう、さいたま市と具体的な協議を速やかに進めてまいります。
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