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掲載日:2019年6月3日
Q 伊藤雅俊議員(自民)
埼玉県は、多くの人気アニメ、漫画の舞台になっており、好きなアニメや漫画の舞台、いわゆる聖地を訪れるために、県内外または海外からも多くの人々が訪れています。今年2月定例会の一般質問では、埼玉が舞台になっている多くのアニメを紹介させていただいた上で、アニメの聖地、埼玉県をアピールする大胆な方策として、ガンダムのキャラクターであるシャー専用ザクの等身大をさいたま新都心のけやきひろばに誘致しようという提案をさせていただきました。
さて、今月19日および20日に、県と公益財団法人埼玉県産業文化センターが主催で、アニメファンのためのイベントであるアニ玉祭が大宮ソニックシティで開催されることになりました。約6万人の来場者を見込んでいるとのことで、多くのアニメファンが大宮に集結することになり、熱い2日間になることが予想されます。残り1カ月を切って、関係者の皆さまも準備にお忙しいところかと思いますが、是非とも成功することを願っており、第2回、第3回と続けていき、日本一のアニメの聖地として埼玉を盛り上げていってほしいと思います。
このように、日本一のアニメの聖地事業は軌道に乗ってきているのではないかと考えておりますが、もう一つ大きな提案をさせていただきます。
次のステップとして、ぜひとも埼玉県にコミックマーケットを誘致することはできないでしょうか。コミックマーケットは、略称でコミケと呼ばれており、年2回、お盆時と年末に東京国際展示場で開催されており、サークルと呼ばれる団体が漫画やアニメ、ゲームの2次創出作品を販売したり、企業が新作品をアピールしたりします。今年の夏の開催では、3日間で何と59万人ほどの来場者があったそうで、まさに名実ともにコミケは世界一のアニメ、漫画の祭典であり、その経済効果は莫大なものと考えられます。
しかし、国際展示場は、東京オリンピックに向けての会場工事のために2019年夏、2019年冬、2020年夏の最低3回は会場の一部が使えなくなることが決まっております。今現在もキャパシティーを超える来場者が訪れていることから、コミケの運営委員会は新たな開催の会場を探しているところであります。コミックマーケットの誘致により、日本一のアニメの聖地としての埼玉県がますます充実していくのではないか。そして、そのチャンスのときが、まさに今でしょうと考えますが、産業労働部長のご所見をお伺いいたします。
A 山中 融 産業労働部長
アニメや漫画は、今や有力な観光資源です。
アニメや漫画のイベントは、熱烈なファンが一斉に集まり、会場周辺の観光PRや県産品の販売につながることも多くあります。
お話の東京国際展示場で開催される「コミックマーケット」も、有力な観光資源となっています。
この「コミックマーケット」は、個人または仲間同士で制作したアニメや漫画の雑誌即売会で、来場者数は国内最大です。
一方開催には、イベントの警備、成人向け雑誌の氾濫、徹夜して開場を待つ青少年などの問題が指摘をされています。
また、展示面積約8万平方メートルの東京国際展示場に匹敵する単独施設の確保の点からも、「コミックマーケット」そのものを埼玉県に誘致するには課題があります。
今月開催の「アニ玉祭」で、「アニ玉マーケット」というコーナーを設置し、出版社や書店など25団体がアニメや漫画の作品に関連するさまざまなグッズを販売します。
「アニ玉マーケット」の状況を見極め、今後「コミックマーケット」のように、一般の方も出店できる仕掛けを考えてまいります。
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