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掲載日:2019年6月3日
Q 権守幸男議員(公明)
全国都市緑化フェアは、都市緑化意識の啓発や知識の普及を図り、緑豊かな潤いのある都市づくりに貢献するイベントとして、昭和58年から全国各地を巡回して開催されています。本県では、昭和62年に県営大宮公園で開催され、206万人の参加者を数える成功を収めました。昨年秋には東京都が開催しましたが、これは2巡目開催の幕開けとなりました。来年度は静岡県、27年度は愛知県の開催が決定していますが、いずれも2巡目の開催であります。そこで、本県においても前回開催から既に四半世紀以上が経過し、新たな都市緑化意識の高揚や知識の普及を図るためにも、2回目の開催を目指してはいかがでしょうか。
これから全国育樹祭というビッグイベントを迎える本県ではありますが、その盛り上がりを一時的なものに終わらせず、緑豊かな埼玉県を築いていくために、近い将来の全国都市緑化フェアの開催は有意義なものと考えます。全国都市緑化フェアの本県開催について、環境部長の見解をお伺いします。
A 畠山真一 環境部長
「全国都市緑化フェア」は、多くの皆さまに緑の素晴らしさを楽しんでいただく場としてだけでなく、本県の「みどりの再生」をアピールする場としても格好の催しであると考えています。
埼玉県で昭和62年度に開催した「グリーンハーモニーさいたま’87」では、多くの地元企業の協賛のもと、当時の浦和市、大宮市や川口市などとの共催により、44日間で200万人を超える来場者を記録しました。
当初の予想の2倍を超え、大変好評であったと聞いております。
今年度は、鳥取県が「ともに育てる身近な緑~水と緑につつまれた世界ジオパークのまちから~」をテーマとして、9月21日から11月10日まで実施しております。
今後、本県として「全国都市緑化フェア」の開催を国に申し出るかどうかを判断する上では、検討すべきいくつかのポイントがあると考えています。
一過性のイベントに終わらせずに、その後の都市緑化にしっかりつなげていくような開催理念をどう構築するか。
その開催理念に沿った都市公園の選定と整備の方針をどうするか。
過去5年間の平均では、1開催で約19億円の事業費がかかっていることから、その財源をどのように確保するのか。
そして何よりも、関係団体や企業など各界の大きな盛り上がりがあるかどうかです。
今後はこうした点をよく検討し、諸条件が整えば本県での開催を前向きに考えてまいります。
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