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掲載日:2019年6月3日
Q 柿沼トミ子議員(自民)
先日の新聞に、長崎県対馬市の広大な森林地が競売に付され、韓国業者が関心を寄せているという記事が出ておりました。またかという思いでした。韓国との国境に近い対馬では、以前から韓国資本がホテル等、対馬の土地をかなり買収しているという話は私も承知しております。早速、対馬市に問い合わせたところ、報道の効果からか、全国から寄付金の申し出があり、寄付金を募って森林を購入することにしたということです。外国資本から国土が守れたことに、心底、ほっとしています。
私は常日ごろ、国土があってこその私たちの日常の暮らしが成り立つと考えております。経済的な理由だけで外国資本に土地を売り渡してしまう現在の状況は、嘆かわしい限りです。森林や水源地、小さな島、どんな場所であれ、国土を売ることは国家を売ることに等しい行為だと思います。パスポートを持って外国に出かけたとき、私たちは日本国によって守られていることを実感します。現在の厳しい世界状況の中では、自らの原点である日本国に誇りと愛着を持ち、一人一人が自覚を持って行動することが、世界の国々からも信頼を得る道であると思います。
そのためには、教育の現場で正しい歴史認識と愛国心を育てることが何より重要であり、このことが国土を守る最後のとりでとして、日本の安全保障の礎になるものと考えます。このような日本人を育てていく愛国心教育が重要であると考えますが、教育長のご見解を伺います。
A 関根郁夫 教育長
国際社会で尊敬され、信頼される人材を育成するためには、わが国の歴史についてしっかり理解させるとともに、伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する態度を養うことは大変重要です。
このため、学校では、教育活動全般を通して、教育基本法の理念にのっとり、日本の伝統文化や我が国の歴史に対する関心や理解を深めていく必要があると考えています。
また、国土を守り、日本の安全を保っていくためには、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことも大切です。
県教育委員会としては、今後とも、日本人としての自覚と誇りを持ち、国家と社会の形成者として主体的に行動するとともに、国際社会において尊敬され、信頼される生徒の育成に、しっかりと取り組んでまいります。
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