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掲載日:2019年6月3日
Q 柿沼トミ子議員(自民)
現在、旧騎西高校は、東日本大震災により被災された福島県双葉町の方の避難所として利用されております。地元でもありますので、私も、みそ汁作り等のボランティアとして何度も同所を訪ねております。避難所自体がいつまでも存続するということは、避難者の方の健康面や生活面を考えれば決して良いことではありませんが、現在も100人近くの方が避難生活を送っておられます。そのような方々にとりましては、旧騎西高校は大切な施設であることは事実でありますが、現在の双葉町長さんは、避難所からの早期の撤去や福島県内への帰還を呼び掛けていらっしゃいます。そのため、避難所としての大きな役割は既に果たし、今後の利用を考える時期に来ていることも事実であります。
旧騎西高校は敷地も広く、建物も立派で、まだ十分に活用できます。地元の体育系の活動団体からは、施設を利用したいという意向も伺っております。そこで、例えば東京オリンピックに向けた青少年のスポーツ育成施設として活用するなど有効利用を考えるべきだと考えますが、どのような活用を考えていらっしゃるのか、教育長に伺います。
A 関根郁夫 教育長
旧騎西高校の跡地利用につきましては、今も避難されている双葉町民の皆さまの心情に十分配慮しつつ、検討を進める必要がございます。
旧騎西高校には普通科に併せて体育科も設置されていたため敷地が広く、2つの体育館と劣化が進行しているものの50mのプールが整っております。
また、建物の耐震性も確保されており、県にとっても地域にとっても貴重な財産でございます。
避難所が閉鎖された後の跡地利用につきましては、今後、議員のお話も踏まえ、できる限り公共的な活用ができないか、地元の加須市とも十分に協議を行いながら検討してまいりたいと存じます。
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