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掲載日:2022年3月15日

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障害者特別選考の御案内(令和5年度教員採用選考試験)

埼玉県教育委員会では、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校などすべての志願区分において障害者特別選考を実施しています。
この特別選考では、第1次試験は免除となり、第2次試験として、論文試験や面接試験などを行います。
点字や拡大文字、手話通訳など、障害の程度に応じた配慮を行いますので、御相談ください。

試験の概要

1 志願区分・教科(科目)等・採用見込数

障害者特別選考は全ての志願区分において実施し、採用見込数は若干名です。

【試験を実施する志願区分・教科(科目)等】

  • 小学校等教員
  • 中学校等教員(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語)
  • 高等学校等教員(国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、音楽、美術工芸、書道、英語、農業、電気、機械、建築、デザイン、情報技術、土木、工業化学系、福祉、商業、看護、家庭、情報)※看護は社会人特別選考のみ
  • 特別支援学校教員(特別支援教育、自立活動)※自立活動は、社会人特別選考のみ。
  • 養護教員
  • 栄養教員

2 受験資格及び注意事項

障害者特別選考の受験資格は、次のとおりです。1から5を全て満たす必要があります。

【受験資格】

  1. 身体障害者手帳又は精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者
  2. 昭和38年4月2日以降に出生した者
  3. 希望する志願区分、教科(科目)の教員普通免許状を所有している者、又は令和5年3月31日までに取得見込みの者
  4. 地方公務員法第16条及び学校教育法第9条の欠格事項に該当しない者
  5. 平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするもの以外)に該当しない者

【注意事項】

  • 中学校等教員及び高等学校等教員における「保健体育」を志願できる者は、各志願区分の保健体育の普通免許状を所有している者又は令和5年3月31日までに取得見込みの者とします(保健の普通免許状のみでは志願できません。)。
  • 中学校等教員の理科又は英語の合格者で専科教員として小学校に配置された者については、その後の人事異動で中学校へ異動する場合があります。
  • 高等学校等教員において、社会の高等学校教諭普通免許状所有者は、「地理歴史」又は「公民」に志願できます。
  • 高等学校等教員における「美術工芸」を志願できる者は、美術又は工芸の高等学校教諭普通免許状を所有している者又は令和5年3月31日までに取得見込みの者とします。
  • 高等学校等教員における「情報」を志願できる者は、情報及び情報以外の教科(科目)の高等学校教諭普通免許状を所有している者又は令和5年3月31日までに取得見込みの者とします。
    なお、採用された場合は、情報以外の免許状を所有する他の教科(科目)の授業を担当する場合があります。
  • 高等学校等教員における「電気」、「機械」、「建築」、「情報技術」、「土木」又は「工業化学系」を志願できる者は、工業の高等学校教諭普通免許状を所有している者又は令和5年3月31日までに取得見込みの者とします。
  • 高等学校等教員における「デザイン」を志願できる者は、美術、工芸又は工業の高等学校教諭普通免許状を所有している者又は令和5年3月31日までに取得見込みの者とします。
  • 特別支援学校教員における「特別支援教育」を志願できる者は、小学校、中学校、高等学校いずれかの教員の普通免許状及び特別支援学校の教員の普通免許状(特別支援学校自立教科教諭普通免許状及び特別支援学校自立活動教諭普通免許状を除く。)を所有している者又は令和5年3月31日までに取得見込みの者とします。

3 試験種目及び配点

障害者特別選考の受験者は、第1次試験を免除します。
第2次試験は、障害の種類や程度により、必要に応じ、一部を免除又は内容等を変更して実施します。

(1)小学校等教員、中学校等教員、養護教員、栄養教員

  • 第1次試験 免除
  • 第2次試験 
    令和4年8月20日(土曜日)個人面接100点、論文試験50点、適性検査
    令和4年8月21日(日曜日)実技試験50点(中学校等教員の理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語で実施)
    令和4年9月10日(土曜日)又は9月11日(日曜日)集団討論90点

(2)高等学校等教員、特別支援学校教員

  • 第1次試験  免除
  • 第2次試験
    令和4年8月7日(日曜日)個人面接100点、集団討論80点、論文試験50点、適性検査
    令和4年8月17日(水曜日)から8月23日(火曜日)の指定された1日(土日を除く。) 集団面接90点
    令和4年8月21日(日曜日)実技試験50点(高等学校等教員の保健体育、音楽、美術工芸、書道、英語で実施)

出願手続

★「郵送による出願」でのみ受け付けます。「持参による出願」はありません。
 また、障害者特別選考志願者については、その資格等の有無を確認するため、第2次試験合格後、身体障害者手帳又は精神障害者保健福祉手帳の原本を確認します。

1 出願方法

障害者特別選考の志願書等の提出は、「郵送による出願」のみとなります。

  • 郵送による出願
    出願期間:令和4年5月6日(金曜日)の消印まで有効
    書類郵送先:埼玉県教育局教職員採用課(〒330-9301さいたま市浦和区高砂3-15-1)

2 提出書類

出願時の提出書類は次のとおりです。志願書等の様式の電子データは試験要項のページを御参照ください。
また、点字、拡大文字、手話通訳及び車椅子使用など、受験上の配慮を希望する場合は、志願書の備考欄に記載してください。教職員採用課から記載内容について、確認の御連絡をさせていただきます。

【提出書類】

  • 埼玉県公立学校教員採用志願書
  • 電算用志願票
  • 受験者カード
  • 受験票(63円切手を貼ったもの。)
  • 身体障害者手帳又は精神障害者保健福祉手帳の写し
  • 通知用封筒1通(角形2号に140円切手を貼り、自分の郵便番号、住所、氏名(敬称「様」)を記入してください。また、左下に志願区分、受験教科(科目)、選考区分を記入してください。)

※ 障害の種類や程度を証明する書類(診断書等)の提出を求める場合があります。

合格者からのメッセージ

障害者特別選考で合格し、埼玉県で活躍している先生の学校生活の様子や、教員を目指す障害のある方へのメッセージを紹介します。

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 私には生まれつき聴覚障害があります。右耳は全く聞こえず、左耳は補聴器をつけることで、なんとか日常の会話を成立させることができます。私は高校2年生の時に、耳の障害が原因で対人関係の悩みを抱えたことがあります。それがきっかけで、障害の有無にかかわらず、「他者に優しくできる人、苦しんでいる人に手を差し伸べ救うことのできる人」を一人でも多く育てたいと考え、小学校教員を志しました。

 職場では周りの先生方の配慮もあり、楽しく働くことができています。私は着任前、職員会議や打合せの内容を聞き取れるか不安に感じていました。そんな私のために、会議等で発言のある先生は、私の座席のそばに来て発言をするように配慮してくださいました。児童の声を聞き取ることに苦労することもありますが、児童も私の障害を理解し、耳のそばで話しかけるなど工夫してくれています。先生方や児童にとても感謝しています。

 学生時代、何度か障害を理由に教員の道を諦めかけました。しかし、現在では私の耳は、児童と優しさを共有し、心をつなぐ大事な身体の一部です。

 これからも、誰に対しても感謝の気持ちを忘れず、児童にたくさんのことを伝えていきたいです。

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 私は、学生時代に理科の実験ボランティアを経験し、そこで目を輝かせる子供たちの姿を見て、自分も理科の魅力を伝えたいと思い教員を目指しました。

 私は、言語障害があるため、自分の考えや連絡事項の迅速且つ的確な伝達に苦労することがあります。そこで私は、自分の障害の特性を生徒や先生方に説明することで、多くの方に障害を理解していただき、働きやすい職場環境を築いています。授業や会議では、できるだけ発言内容を記載したプリントを作成したり、実物を用意して見せたりすることで、発言がうまくいかなくても伝わるような工夫をしています。

 教員は大変な仕事ではありますが、苦労した先に待っている、子供たちからの「先生、ありがとう!」の言葉には、この上ないやりがいと喜びを感じます。

 学生時代、何かと障害を理由に諦めてしまい、多くの悔しい経験をしました。その悔しさから、私は教員への夢だけは何が何でも諦めたくありませんでした。そして、自分の殻を破り、今こうして教壇に立っています。皆さんも教員に対する熱い想いをぶつけ、自身の殻を破ってみてください。

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お問い合わせ

教育局 教職員採用課 採用試験担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第二庁舎4階

ファックス:048-830-4973