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発表日:2023年1月12日11時

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県政ニュース

さいたま文学館横溝正史生誕120周年記念企画展「金田一耕助さん!埼玉で事件ですよ」を開催します

部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:文学担当
担当者名:加藤光男

直通電話番号:048-789-1515
Email:info@okegawa-culpro.jp

さいたま文学館では、横溝正史生誕120周年を記念して1月21日(土曜日)から企画展「金田一耕助さん!埼玉で事件ですよ」を開催します。この企画展では、金田一耕助が関わった埼玉県内の事件『貸しボート十三号』を皮切りに、『本陣殺人事件』から『病院坂の首(くび) 縊( くく) りの家』までの77の作品を事件順に、原作内容はもちろん、自筆原稿や刊行本のカバーアートなども含めて紹介します。

展示の概要

1 趣旨

横溝正史が生み出した金田一耕助は、江戸川乱歩が生み出した明智小五郎とともに、日本で最も有名な架空の私立探偵です。横溝正史の作品は、昭和50年代(1975~1979年)に映画化されたこともあり空前のブームとなりました。特に、金田一耕助が登場する映像作品は、現在も根強い人気を保っています。

今回の企画展では、埼玉の事件「貸しボート十三号」を最初に取り上げた後、金田一耕助が関わった77の事件、「本陣殺人事件」から「病院坂の首縊りの家」までを事件の発生順に紹介します。また、原作本と映画・テレビドラマのシナリオを並べて展示することにより、内容の相違点を明らかにします。

この機会に、横溝ワールドを深く味わい、楽しんでいただければ幸いです。

2 会期

令和5年1月21日(土曜日)から3月12日(日曜日)まで

※休館日:月曜日、1月24日(火曜日)、2月28日(火曜日)

3 会場

さいたま文学館企画展示室及び常設展示室

所在地:桶川市若宮1-5-9

交通:JR高崎線桶川駅西口から徒歩5分

4 開館時間

午前10時から午後5時30分まで(観覧受付は午後5時まで)

5 観覧料

一般210円、学生・生徒100円

(中学生以下、障がい者手帳をお持ちのかたとその介助のかた1名は、無料)

6 展示構成

(1)はじめに埼玉県内の事件「貸しボート十三号」

(2)耕助が関わった77の事件を追う

『本陣殺人事件』から『病院坂の首縊りの家』まで

・コラム1『犬神家の一族』の家系図成立過程

(3)映像化された耕助-原作と映画シナリオの相違点-

・コラム2金田一耕助の風貌=明智小五郎との接点=

・コラム3角川春樹が『八つ墓村』を最初に映画化しようとした訳

(4)むすびにかえて金田一耕助作品の出版動向

7 見所

令和4年に新たに発見された横溝正史の取材ノートや、直筆原稿を展示します。 

また、原作本の表紙を飾った杉本一文のカバー画や、その原画も特別公開します。

8 関連事業:会場は全て、さいたま文学館1階 文学ホール

1 器楽鑑賞とトーク:『女王蜂』の世界を堪能する

日時:2月4日(土曜日)午後2時~3時30分

内容:(1)原作『女王蜂』に登場する月琴の鑑賞会

出演者(月琴演奏者):永田斉子

(2)「月琴の構造、金田一作品における楽器の役割」に関するトーク

登壇者:永田斉子・加藤光男(さいたま文学館)

2 文芸映画観賞会「八つ墓村」

日時:2月18日(土曜日)(1)午前10時~11時30分

(2)午後2時~3時30分

内容:NHK作成・2019年10月12日放送。金田一耕助役吉岡秀隆

3 講演会金田一耕助を検証する―作品成立の背景ー

日時:3月4日(土曜日)午後2時~3時30分

内容:金田一耕助作品が編まれるに際し、作者横溝氏の居住地と作品の舞台、

            江戸川乱歩が生み出した明智小五郎から継承された金田一耕助像など、

            裏事情を紹介

講師:加藤光男(さいたま文学館)

※全ての事業の申込は電話で、さいたま文学館(048-789-1515)

 

報道発表資料(ダウンロードファイル)

さいたま文学館横溝正史生誕120周年記念企画展「金田一耕助さん!埼玉で事件ですよ」を開催します(PDF:243KB)

ポスター(PDF:316KB)

 

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