トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2021年度 > 県立川の博物館 特別展「すみか - 身近なすみかを見てみよう - 」を開催します

ページ番号:200597

掲載日:2021年7月1日

ここから本文です。

県立川の博物館 特別展「すみか - 身近なすみかを見てみよう - 」を開催します

部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:総務・芸術文化推進担当
担当者名:大島

内線電話番号:6921
直通電話番号:048-830-6921
Email:a6910@pref.saitama.lg.jp

県立川の博物館では、7月10日(土曜日)から8月31日(火曜日)まで、特別展「すみか~身近なすみかを見てみよう~」を開催します。

私たちの身近には、昆虫、鳥類、哺乳類など様々な生き物がすんでいて、体の大きさや生態、すんでいる環境によって、形や大きさ、材料の異なる多様な「すみか」があります。夏休みの自由研究でも調べたくなるような、知っているようで知らない、身近な野生の生き物の「すみか」の多様性について紹介します。

なお、開館に当たっては、十分な感染症対策を行っております。来館者の皆様も入館時の手指消毒や検温等への御協力をお願いします。

1  見どころ(展示構成)

展示を春・夏・秋・冬の季節と他2つの6つのコーナーに分け、人に身近な環境や川の博物館の敷地内、その側を流れる荒川で観察することのできるすみかを中心に、実物や模型、映像資料、写真パネル等で紹介します。(実物89点、模型8点、映像資料2点、写真パネル他57点の計156点を展示予定)

⑴ 春のすみか

カワセミやカラスなどの鳥類や、淡水魚のムサシトミヨが繁殖と子育てのためにつくるすみかを紹介します。

⑵ 夏のすみか

ハンティングするすみかとして、クモの巣を標本で、アリジゴクの巣を模型を使って紹介します。

アリジゴクの巣とアリジゴク

(写真)かわはく敷地内のアリジゴクの巣とアリジゴク
※アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫の俗称です。

⑶ 秋のすみか

食べられるすみかとして、コナラの実とその中で暮らすドングリ虫(コナラシギゾウムシの幼虫)の事例を紹介します。

ドングリとコナラシギゾウムシ

(写真)穴を開けられたドングリと中にいたコナラシギゾウムシの幼虫

⑷ 冬のすみか

寝るため(冬眠)のすみかとして、ツキノワグマやヤマネ、ヒナコウモリの事例を紹介します。

ヤマネ

(写真)冬眠中のヤマネ(直径約4センチメートル)

ヒナコウモリ

(写真)飛翔するヒナコウモリ

⑸ 通年あるすみか

川の中の砂や落ち葉で作られた造形芸術のようなトビケラの幼虫のすみかや、アナグマが掘った穴を多数の生き物が共同で利用するすみかの事例を、標本や写真パネルで紹介します。

コエグリトビケラ

(写真)小石を筒状にくっつけてつくったコエグリトビケラ幼虫のすみか

カタツムリトビケラ

(写真)らせん状に小石をくっつけてつくったカタツムリトビケラ幼虫のすみか

⑹ 化石に残るすみか

エビやカニなどの甲殻類の巣穴の化石(生痕化石)を実物で紹介します。

コラム 『野田のさぎ山』

現在のさいたま市緑区にかつて国指定特別天然記念物であった『野田のさぎ山』と呼ばれるサギ類の集団営巣地がありました。

昭和32年には巣が約6000個あったと記録されています。そのさぎ山の様子を江戸時代の絵図の写真パネルと共に紹介します。

2  関連イベント

※諸事情によりイベントの日程・内容などが予告なく変更、または中止になることがあります。

⑴ 観察会「昆虫のすみかを探そう!~昆虫博士とかわはく探検~」

日時:8月7日(土曜日)①10時30分~11時30分 ②13時30分~14時30分

内容:昆虫博士と一緒にかわはく敷地内とその周辺で生き物のすみかを探しましょう。

講師:井上 大成氏(森林総合研究所 多摩森林科学園 教育的資源研究グループ長)

定員:各回3組(10名以内)

会場:川の博物館 ファミリー広場他

費用:100円(保険料)

申込み:事前申込制

⑵ 展示解説

日時:7月23日(金曜日・祝日)、8月21日(土曜日)
          ①11時30分~ ②14時30分~(各回約30分)

内容:学芸員による特別展の展示解説

場所:川の博物館 第2展示室

定員:10名程度

費用:無料(ただし要観覧料)

申込み:当日受付

⑶ スロープ展「生き物のすみかを探そう」(第1展示室)

日時:6月24日(木曜日)~9月26日(日曜日)

内容:すみかがつくられる場所の特徴や、アリジゴクやクモの捕食の仕方等を写真パネルで紹介します。

3 開催概要・利用案内

⑴ 会期

令和3年7月10日(土曜日)~8月31日(火曜日)

※会期中の7月12日(月曜日)及び7月19日(月曜日)は休館

⑵ 開館時間

9時00分~17時00分

※会期中の土・日・祝日及び8月11日~8月15日は18時00分まで開館
※入館は閉館の30分前まで

⑶ 会場

県立川の博物館 第2展示室(大里郡寄居町小園39)

⑷ 観覧料(入場料)

一般410円、高校生・学生200円

中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

※特別展及び常設展が観覧できます。

⑸ 交通案内

自動車:関越自動車道花園ICから8分

電車+徒歩:東武東上線鉢形駅下車徒歩20分

⑹ 駐車料金

普通車300円、バス1,030円

※障害者手帳等をお持ちの方は無料

【問い合わせ】県立川の博物館

電話:048-581-7333

ファックス:048-581-7332

E-mail:web-master@river-museum.jp

ホームページ:http://www.river-museum.jp/

※諸事情により開館時間、展示構成やイベントの内容などが予告なく変更、または中止になることがあります。

※入館にあたっての注意事項

〈下記に該当する方はご入館いただけません〉

  • 37.5℃以上の発熱や風邪などの症状のある方
  • PCR検査を受け、結果が判明していない方
  • 保健所から新型コロナウィルス感染者の濃厚接触者と判断され、感染者との最終接触日から14日間経過していない方
  • 海外から帰国して14日未満の方

 〈来館時のお願い〉
 1)入館時・退館時の手指のアルコール消毒に御協力ください。
 2)入館時の検温及びお名前・連絡先の提出に御協力ください。万が一の時に、保健所等による聞き取り調査等に御協力いただく場合があります。
 3)館内ではマスクの着用をお願いします。
 4)会話をお控えいただくとともに、他の来館者との十分な距離(概ね2mを目安)をとってください。
 5)館内の入館状況により、入場者の制限を行う場合があります。

※ 上記のことに御協力いただけない方の入館は御遠慮いただきます。

〈当館の取組〉
 1)職員のマスク着用、手洗い・手指の消毒、出勤前と午後に体温測定を徹底しています。
 2)施設出入口等にアルコール消毒液を設置しています。
 3)案内カウンターに飛沫防止用のシートを設置しています。
 4)休憩用椅子の配置などの適切な間隔を確保します。
 5)館内の手すり、トイレのドアノブ、エレベーターボタン、椅子等は定期的に消毒を行っております。
 6)館内の換気につきましては、空調システムによる外気の導入と空気の入れ替えを行っております。

報道発表資料(ダウンロードファイル)

県立川の博物館特別展「すみか~身近なすみかを見てみよう~」を開催します(PDF:462KB)(別ウィンドウで開きます)

特別展チラシ(PDF:1,310KB)(別ウィンドウで開きます)

県政ニュースのトップに戻る