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発表日:2021年4月15日11時

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県立歴史と民俗の博物館NHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」後期展示の見どころ

部局名:教育局
課所名:埼玉県立歴史と民俗の博物館
担当名:展示担当
担当者名:杉山・井上

直通電話番号:048-645-8171
Email:m410890@pref.saitama.lg.jp

県立歴史と民俗の博物館では、令和3年3月23日(火曜日)からNHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」をNHKさいたま放送局と共催で開催しています。渋沢栄一は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、さらに新一万円札の肖像に採用されるなど、今最も注目を集めている埼玉の偉人です。

本展は、近代日本経済の基礎づくりに果たした実業家としての顔のみならず、福祉・医療・教育・平和外交など社会事業家としての姿をクローズアップし、渋沢栄一の生きざまと時代へのまなざしなどを紹介しています。

初公開資料など約200点の資料を展示し、御観覧いただいた方々には御好評をいただいています。

いよいよ4月27日(火曜日)からは、後期展示が始まりますので、見どころを紹介します。

1 特別展の概要

(1)会期

令和3年3月23日(火曜日)~5月16日(日曜日)

※後期展示の期間:4月27日(火曜日)~5月16日(日曜日)

(2)開館時間

9時00分~16時30分(観覧受付は16時)

(3)休館日

月曜日(ただし5月3日は開館します)

(4)会場

県立歴史と民俗の博物館 特別展示室

(5)観覧料

一般600円、高校生・学生 300円

※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(付添1名を含む)は無料

※「ぐるっとパス」で観覧できます。

(6)アクセス

東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅から徒歩5分

※駐車台数に限りがあります(18台)。公共交通機関を御利用ください。

(7)刊行物

本展覧会の図録を当館ミュージアムショップで販売しています。

 

※会期中展示替えがあります。緊急事態宣言を受けて、次のとおり会期が変更になっています。詳しくは当館HPを御覧ください。

前期:3月23日~4月25日、後期:4月27日~5月16日

2 後期展示の見どころ

(1)初公開、渋沢栄一旧蔵の美術品

渋沢栄一は、財閥をつくらなかったため、美術館が組織されず収集した美術品についてあまり知られてきませんでした。今回の資料調査では、渋沢旧蔵の美術品とみられる作品が、転々と所蔵者の手を渡り伝えられていることがわかりました。展示では、今回新たに発見された渋沢旧蔵の美術品を紹介し、渋沢の美術への関心を探ります。

後期は、老中であった松平定信筆「関羽像」、川越藩ゆかりの橋本雅邦筆「松下郭子儀梅竹鶴図」、下村観山筆「城外の雨」などの名品が登場します。

(2)埼玉県に残る「青い目の人形」全12体を一堂に展示

大正末から日米関係は悪化し、これを憂慮したギューリック博士の呼びかけに応じた渋沢は、国際平和を目指し、日米間で人形交流事業を行いました。昭和2年(1927)アメリカの子ども達から約12,000体の友情人形(青い目の人形)が送られ、埼玉県には178体がやってきました。しかし、その後の戦争によりほとんどの人形は失われ、現在では12体が残るのみとなっています。渋沢が平和への願いを込めた、本県に残る「青い目の人形」全点を御覧いただけるまたとない機会です。

(3)答礼人形 ミス埼玉「秩父嶺玉子」の復元

渋沢が中心となって青い目の人形のお礼として、アメリカの子ども達に答礼人形が贈られました。埼玉県からは、ミス埼玉として渋沢が名付け親となった「秩父嶺玉子」(ちちぶねたまこ)が、アメリカに渡りました。現在チャールストン博物館が所蔵していますが、日本を出発する時の写真と異なっています。そこで、当館では答礼人形復元プロジェクトを行って、当時のミス埼玉を約1年かけて復元しました。展覧会で初お目見えです。

(4)実業家だけではない社会事業家としての顔

渋沢は、『論語と算盤』を著し、関係する企業も500社を超えるなど実業家としての業績が有名です。展示では、古希を過ぎて晩年まで精力的に情熱を傾けた社会事業家としての渋沢の顔にも焦点を当てています。埼玉学生誘掖会設立、埼玉会館開館、温故学会設立、養育院運営、日本女子大学校設立など、社会、福祉、教育への想いを紹介します。

3 関連事業

(1)見どころ解説

講師:当館学芸員

日時:令和3年4月17日(土曜日)・5月1日(土曜日)

13時30分から約20分

※関連事業の詳細はホームページ 歴史と民俗の博物館 検索

https://saitama-rekimin.spec.ed.jp)を御覧ください。

4 他の機関とのコラボレーション

(1)深谷大河ドラマ館

ドラマ館の入館チケットを当館受付で提示すると、団体料金(一般400円、高校生・学生200円)で御覧いただけます。

(2)さいたま市岩槻人形博物館

企画展「天野家の雛祭り」(令和3年3月23日~5月5日)の観覧券を当館受付で提示すると、団体料金(一般400円、高校生・学生200円)で御覧いただけます。

また、当館のNHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」の観覧券 を同館窓口で提示すると、この企画展を団体料金(一般200円、高校生・大学生・65 歳以上100円、小学生・中学生50円)で御覧いただけます。

5 その他

【主催】埼玉県立歴史と民俗の博物館、NHKさいたま放送局

【後援】朝日新聞さいたま総局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、テレ玉、東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、毎日新聞さいたま支局、

読売新聞さいたま支局、FM NACK5

報道発表資料(ダウンロードファイル)

県立歴史と民俗の博物館 NHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」を開催しています。(PDF:271KB)

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