1 事業の概要
県北地域、特に児玉地区の群馬県への救急搬送割合は
県平均に比べて突出して高くなっており、地元の市町だ
けでは対応しきれない状況となっている。
このことから、当該事実を前提に、県北地域の特性に
応じた複数の対策を総合的に行うことによって県北地域
の救急医療体制の充実を図るものである。
県北地域の救急医療体制確保対策事業 8,870千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 児玉地区小児救急医師派遣事業
(ア) 雇用人数 2人(大学病院):5,400千円
(イ) 派遣回数 年間52回(大学病院):1,820千円
イ 児玉地区小児救急医療支援事業
(ア)児玉地区の市町:1,650千円
(2)事業計画
ア 児玉地区は平日夜に小児救急患者を受け入れる医療機関がほとんどなく、隣接する熊谷・深谷地区や群馬県内
の医療機関への小児救急患者の受診割合が特に高くなっている。
このため、大学病院の小児科医を当直医として児玉地区の拠点病院に派遣することにより、児玉地区における
小児救急医療体制の強化を図る。
イ 児玉地区の市町が行う児玉地区の小児救急医療体制の充実に向けた病院支援などの取組に対して支援を行う。
(3)事業効果
地区内に小児の二次輪番病院のない児玉地区において、平日夜間の受入先を確保することができるなど、当該地
区ひいては県北地域の小児救急医療体制の充実・強化が図られる。
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
ア 大学病院と医療機関の連携協力体制を県が支援
イ 児玉地区の市町と地域の医療機関との連携協力体制を県が支援
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