１ 事業の概要
災害時には人に限らず多くの動物が負傷又は逸走状態
となる。併せて、多くの動物が飼い主とともに避難所に
避難してくることが予想される。
飼い主の多くは、愛護動物を家族の一員であると考え
ている。そのことから飼い主と愛護動物が速やかに避難
できるためには、平時から愛護動物の防災及び災害時の
同行避難を啓発することが必要である。
また、災害時に避難所に動物を受入れやすい環境づく
りや被災動物を救護できる体制整備が必要となる。その
ための人材育成や備蓄場所の確保、関係団体との連携推
進、県民への啓発を行う。
（１）備蓄品等整備事業 324千円
（２）愛護動物の防災・災害時救護事業 376千円
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５ 事業説明
（１）事業内容
ア 備蓄品等整備事業（災害に備え、備蓄品の備蓄場所確保） 324千円
イ 愛護動物の防災・災害時救護事業（市町村防災担当への啓発、獣医師会・企業等との連携など） 376千円
（２）事業計画
市町村防災担当への動物防災研修等、災害時動物救護活動ボランティアの確保と研修、
災害時に貸与できるケージ等備蓄品等備蓄場所の確保、
獣医師会や民間企業・団体との連携強化、県民への備えと同行避難の啓発
（３）事業効果
災害時に飼い主とともに避難する動物を避難所で受け入れやすい環境づくりを促す。
避難所での適切な愛護動物救護、適正な愛護動物飼養管理が行われるよう体制を整える。
（４）県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
ア 公益社団法人埼玉県獣医師会と発災時の獣医療提供に係る覚書を締結
イ 民間企業・団体と発災時の動物用医薬品や動物用資材提供に係る覚書を締結
ウ 災害時動物救護活動ボランティアの登録制度を設立
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