１　事業の概要
　施設利用者に質の高いサービスを提供するためには、
職員の意欲及び技術の向上と定着が必要である。
　そこで、職員が働きやすく、自分のキャリアに展望が
持てる施設の職場作りを支援するため、専門資格取得と
基幹職員の養成やスキルアップに係る費用を助成する。
　また、女性職員の仕事と家庭の両立を図るため、産休
代替等職員設置費等を補助し、働きやすい職場作りを促
進していく。

　（１）社会福祉施設人材定着化事業　　　30,795千円
　（２）外国人介護福祉士候補者　　　　　 7,535千円
　　　　日本語習得支援事業

５　事業説明
（１）事業内容
　　社会福祉施設の職員が働きやすくキャリアに展望を持てる、魅力ある職場作りを支援する。
　　特に女性の多い福祉の現場で、施設職員の仕事と家庭の両立を図る。
　　ア　社会福祉施設人材定着化事業
　　　(ｱ)キャリアアップ事業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　           11,360千円
　　  　・職員の専門資格取得支援
　　　  ・基幹職員の養成・職員のスキルアップ支援等
　　　(ｲ)子育て支援事業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　          　　 19,435千円
　  　　・産休・病休代替職員費補助　
　　　　・育児短時間勤務等の推進
　　イ　外国人介護福祉士候補者日本語習得等支援事業　　 　　　　　　　　　　        7,535千円
　　　　社会福祉施設等が受け入れた外国人介護福祉士候補者の日本語習得等を支援する。

（２）事業計画
　　ア　社会福祉施設人材定着化事業
　　　(ｱ)キャリアアップ事業
　  　　・職員の専門資格取得支援  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  10施設
　　  　・基幹職員の養成・職員のスキルアップ支援等 　　　　　　　　　　　　　　　　  100施設
　　　(ｲ)子育て支援事業
　　　　・産休・病休代替職員費補助　 　　　　　　　　　                                 48人
　　　　・育児短時間勤務等の推進 　　　　　　　 　 　                                  1施設
　　イ　外国人介護福祉士候補者日本語習得等支援事業　                                    22人

（３）事業効果
　　　　・資格取得を支援することで、福祉人材の定着と意欲の向上につながる。
　　　　＜埼玉県の介護福祉士国家試験合格者の推移＞
　　　　平成25年度　4,866人　→　平成26年度　4,691人　→　平成27年度　4,265人　　

２　事業主体及び負担区分
（１）（県10/10）
　　※一部、埼玉県地域医療介護総合確保基金からの
　　　繰入金あり。
（２）（国10/10）県0

３　地方財政措置の状況
(区分)社会福祉費　(細目)児童福祉費　(細節)産休代替
保育士費等

４　事業費に係る人件費、組織の新設、改廃及び増員
　9,500千円×0.4人＝3,800千円