平成29年度予算見積調書
課室名: みどり自然課
担当名: 野生生物担当
内線: 3154 (単位:千円)
番号 事    業    名 会計 説 明 事 業
B67 ニホンジカ捕獲促進事業費 一般会計 総務費 環境費 自然保護対策費 鳥獣保護管理対策費
事業
期間
平成26年度~
  
根拠
法令
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
挑戦項目
分野施策
051248 生物多様性の保全
1 事業の概要
 近年、ニホンジカの生息数の増加や生息域の拡大に伴
い、森林が破壊され、一部では裸地化した区域が拡大す
るなど、森林生態系に重大な影響を及ぼしている。
 このため、増加したニホンジカの個体数を減少させる
ためシカの捕獲体制を強化し、森林生態系の保全を図る
。

(1)ニホンジカ捕獲事業       32,293千円
(2)ニホンジカ狩猟促進事業      15,000千円
(3)ニホンジカ捕獲効率向上のための技術開発
                       1,049千円
5 事業説明
(1)事業内容
  年間約2,500頭のシカを捕獲しているが、森林被害の抑制には至っていないため、県が捕獲事業を実施し、更に捕
 獲圧を高める。
  ア ニホンジカ捕獲事業    県を実施主体とするシカの捕獲                34,293千円 
  イ ニホンジカ狩猟促進事業  狩猟におけるシカ捕獲体制の強化               15,000千円
  ウ ニホンジカ捕獲効率向上のための技術開発  シカの移動実態の把握、捕獲方法の開発     1,049千円

(2)事業計画
  ア ニホンジカ捕獲事業
    捕獲計画策定:4月~8月、捕獲業務委託:4月~8月、9月~3月
  イ ニホンジカ狩猟促進事業
    ニホンジカ狩猟促進事業委託:狩猟期間(11月~3月)
  ウ ニホンジカ捕獲効率向上のための技術開発
    季節移動ルート・範囲の解明、森林保護柵を改良した簡易な捕獲柵の開発

(3)事業効果
  ・ニホンジカが特に生息していると思われる地域や狩猟や有害鳥獣捕獲が行われていない地域等(鳥獣保護区、大学
   演習林、国有林等)において県が主体となって捕獲を行うことにより、捕獲頭数の上積みを図ることができる。
  ・私的狩猟とは別に業務として捕獲を委託することにより、狩猟者による捕獲を促進することができる。
  ・シカの季節的な移動の解明や簡易な捕獲方法の開発により、効率的な捕獲を実施することができる。

(4)県民・民間活力、職員のマンパワーの活用、他団体との連携状況
  ・認定鳥獣捕獲等事業者等の民間が有する先進的な捕獲技術を活用することにより、効率的な捕獲を推進する。
  ・寄居林業事務所職員の活用による事業展開
2 事業主体及び負担区分
(県1/2、国1/2)(対象事業に限る)
(県10/10)(上記以外)
3 地方財政措置の状況
地方交付税(単位費用)
(区分)林野行政費 (細目)鳥獣行政費
(細節)鳥獣行政費
(積算内容)鳥獣保護事業の実施等に関する事務
4 事業費に係る人件費、組織の新設、改廃及び増員
9,500千円×0.7人=6,650千円
予算額 財    源    内    訳 一般財源 前年度との
対比
国庫支出金 繰入金        
決定額 48,342 16,095 32,247           △26,352
前年額 74,694 11,558 63,136            
- 環境部 B67 -