1 事業の概要
本県には、ユネスコ無形文化遺産の細川紙など20産地
・30品目の伝統的手工芸品がある。
東京2020オリンピック・パラリンピックは、海外から
の観戦客や観光客を誘致する絶好のチャンスである。
そこで、本県の伝統工芸品等について外国人や若者、
女性などに向けた情報発信を強化する。外国人等にとっ
て魅力ある商品のプロモーションを支援することで観光
客の誘致を促進するとともに、販路拡大と県内産地の活
性化を図る。
(1)伝統的手工芸品魅力発信事業 2,000千円
(2)外国人等に向けた新製品開発支援事業 5,660千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 伝統的手工芸品魅力発信事業 2,000千円
伝統的手工芸品の魅力をPRし産地の活性化を図るため、県内の各産地組合と連携し、伝統的手工芸品の製作実
演や体験教室を開催する。また、多くの人に伝統的手工芸品の魅力を伝えるため、多言語対応のリーフレットを作
成する。
イ 外国人等に向けた新製品開発支援事業 5,660千円
外国人等をターゲットに、斬新なデザイン等の商品開発支援を行った製品について、プロモーション活動を実施
する。
(2)事業計画
ア 製作実演・体験教室(通年)
イ プロモーションの実施(PR冊子、展示会出展)(通年)
(3)事業効果
本県の伝統的手工芸品やその産地が外国人にも注目されるようになり、海外からの観光客が増加する。また、新た
な顧客層を獲得し販路が拡大することで、県内産地が活性化する。
ア 観光消費額
(ア) 県外からの宿泊客 平成27年: 6,891円 → 平成29年:20,700円
(イ) 県外からの日帰り客 平成27年: 4,045円 → 平成29年: 5,000円
(4)県民・民間活力・職員のマンパワーの活用、他団体との連携状況
(一財)伝統的工芸品産業振興協会、(一財)埼玉伝統工芸協会、県内産地組合、製造業者、商工会議所・商工会
等と連携し事業を実施
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