平成29年度予算見積調書
課室名: 産業支援課
担当名: 技術支援担当
内線: 3777 (単位:千円)
番号 事    業    名 会計 説 明 事 業
B24 新技術・新製品開発のためのデザイン力強化事業 一般会計 商工費 商工業費 産業技術総合センター費 産業技術総合センター運営費
事業
期間
平成29年度~
  平成31年度
根拠
法令
なし
挑戦項目
08 稼ぐ力の向上
分野施策
040832 変化に向き合う中小企業と小規模事業者の支援
1 事業概要
 中小企業においては、優れた技術を持っていても、そ
れを売れる製品に仕立てるデザイン力(企画から開発、
製品化、販売まで、一連の製品開発をプロデュースする
力)がなく、売上げに繋がっていないケースが多い。
 産業技術総合センターにおける、これまでのデザイン
支援(製品開発支援)実績は、県内企業から高い評価を
得てきたが、今後数年のうちにデザイン職員が不在とな
るため、デザイン支援機能の減退が懸念される。
 本事業は、国の中小企業支援施策や全国公設試におけ
る「デザイン支援」重視の動向も踏まえ、同センターに
デザイン支援グループを設置し、県内中小企業等のデザ
イン力を強化しようとするものである。
(1)デザイン力強化事業        11,082千円
5 事業説明
(1)事業内容
   産業技術総合センター事業化支援室に、商品企画・デザイン力を具備し市場動向に機敏に対応できる資質を持った
  デザイン職員を配置し、県内ものづくり中小企業の製品開発を総合的に支援するとともに、
  当該中小企業内に高度なデザイン力を持つ人材を育成する。                     11,082千円
  <デザイン支援グループの役割>
  ア 新製品開発支援:デザイン共同開発、受託研究、商品企画、マーケティング
   イ 相談指導:デザイン相談、指導
  ウ 普及啓発:ブランディング実践セミナー、ワークショップ、情報発信

(2)事業計画
  ア 相談・支援体制の強化
     産業技術総合センターにデザイン支援グループを設置し、デザイン支援担当職員2名(非常勤)を配置。
     デザインアドバイザー(仮称)として職員のノウハウを継承。
  イ 支援事業(中小企業のデザイン力を強化)
   (ア)新製品開発支援               目標:10件
     ・共同開発、受託研究              
     ・埼玉オリジナルブランドの開発
     ・次世代ものづくり製品開発支援事業への参画
   (イ)デザイン実践セミナー等の開催        目標:8回
   (ウ)Web、SNS等によるデザイン情報発信

(3)事業効果
  ア デザイン人材が不足するものづくり中小企業の製品開発機能を補完できる。
  イ ものづくり中小企業内に、高度なデザイン力を持つ人材を育成できる。

(4)県民・民間活力、職員のマンパワーの活用、他団体との連携状況
   (公財)埼玉デザイン協議会、民間のデザイナー及び他の都道府県のデザイン職員との連携を保ちながら、
  中小企業における市場性のある商品開発に取り組んでいく。
2 事業主体及び負担区分
(県10/10)
3 地方財政措置の状況
地方交付税措置あり
産業技術総合センター費
4 事業費に係る人件費、組織の新設、改廃及び増員
9,500千円×3人=28,500千円
事業化支援担当から製品開発支援担当へ2人移転(専門員
2人→非常勤2人)
予算額 財    源    内    訳 一般財源 前年度との
対比
繰入金 諸収入        
決定額 11,082 10,060 1,022           11,082
前年額                  
- 産業労働部 B24 -