早わかり！統計で見る埼玉県の動き（月刊統計資料 平成23年8月号）

1.県推計人口について

• 平成22年国勢調査速報値を基礎とした、平成23年8月1日現在推計人口は7,202,540人で前月と比べ、525人減少した。この内訳は、自然増減626人の増加（出生4,898人、死亡4,272人）、社会増減1,151人の減少（転入23,358人、転出24,509人）であった。なお、世帯数は2,983,537世帯であった。

     平成22年国勢調査速報結果

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2.毎月勤労統計調査(6月)から

賃金指数（現金給与総額）は減少に転じる。労働時間指数（総実労働時間）は増加に転じる。常用雇用指数は引き続き増加。

• 毎月勤労統計調査の平成23年6月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は339,736円、総実労働時間数は145.6時間、推計常用労働者数は1,877,640人であった。
• 各指数を前年同月と比較してみると、賃金指数（現金給与総額）は2.6％減少、賃金指数（定期給与)は1.1％増加、賃金指数（所定内給与）は1.7%増加、労働時間指数（総実労働時間）は0.7%増加、労働時間指数（所定外労働時間）は7.2％減少、常用雇用指数は1.2％増加した。

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3.県鉱工業指数(6月)から

生産は前月より低下、出荷は3か月連続で上昇

• 平成23年6月の埼玉県鉱工業指数（季節調整済、平成17年平均＝100）は、生産90.4、出荷83.0、在庫72.2、在庫率97.1で、前月と比べ生産は2.2％の低下、出荷は0.9％の上昇、在庫は5.7％の低下、在庫率は12.3％の低下となった。
• 生産指数を22業種別に前月と比べると、情報通信機械工業、輸送機械工業などが上昇し、化学工業、一般機械工業などが低下した。

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4.消費者物価指数(6月)から

消費者物価指数（総合）、対前月比は0.2％上昇、対前年同月比は0.3％上昇

• 平成23年6月分のさいたま市の消費者物価指数（平成17年平均=100）は総合で99.5となり、対前月比は0.2％上昇、対前年同月比は0.3％上昇した。対前月比が0.2％上昇となった内訳を寄与度でみると「食料」、「光熱・水道」などが上昇したことが要因となっている。

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5.家計調査(6月)から

勤労者世帯の消費支出は前年同月比で2.4％の増加

• 平成23年6月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、938,107円であった。このうち、所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は774,804円で、実収入に占める割合は82.6％（前年同月84.5％）であった。
• 消費支出は296,273円で、前年同月に比べて2.4％増加し、実支出（459,577円）に占める割合は64.5％（前年同月71.0％）、可処分所得に占める割合（平均消費性向）は38.2％（前年同月44.8％）であった。