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掲載日:2025年7月11日
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第1期は10事業への助成を決定しました。
東松山市の高齢者福祉施設「デイサービス楽らく」を拠点として実施。滞在アーティストが施設利用者や職員、地域の高齢者等の住民とリサーチ(インタビュー・聞き書き等)や作品添削を通じ交流する中で、福祉の現場にある非言語コミュニケーションや地域の歴史・暮らしの中にあるエピソードや知恵の再発見に取り組んでいく。
プロジェクトの実施にあたっては、芸術と福祉の知識を有するコーディネーターが関わり、福祉現場や地域住民とアーティストとの関係を繋ぐとともに、活動成果をレポートし、Webや報告会(オンライン)で発信する。
埼玉県内のライブハウスを会場とし、障害者ミュージシャンと健常者ミュージシャンによる共演ライブを行う。障害者ミュージシャンである当法人所属のSideWinDerをホストとし、地方から同じく障害を持ちつつ音楽活動を行なっているミュージシャンを招聘。今回は新潟から2アーティストを招聘する予定である。健常者ミュージシャンには地元埼玉を中心に活動している学生・社会人のバンドに参加してもらうことで、埼玉の音楽ファンに障害者の音楽活動への理解・認知を深めてもらう。障害の有無は問わず様々な人が一同に介して音楽を楽しめる空間を提供する。
領家グリーンゲイブルズ設立5周年記念行事の一環として、令和7年2月2日に公演した上尾市民話『荒沢沼のかっぱ三四郎』の演劇作品をブラッシュアップし、再演する。令和7年7月26日の本番に向けた演劇ワークショップは6月から計7回ほど実施予定。公演後には質疑応答の場を設けて、地域住民との交流を図る。計画段階であるが、そのアフタートークは劇場内を暗闇にして、全盲の世界観の中で進められるよう調整している。
5人のプロアーティストの現代アート作品の展示を行い、最終日の12日はプロアーティストを中心に13種のワークショップを実施。また、カフェ&マルシェやブックマルシェの出店、4団体の音楽・ダンスのガーデンパフォーマンスなども行う。また、市内のSDGsに取り組む企業とイベントを通してエコキャップ、リユース品の回収も実施。そして、アミーゴ館庭の自然の中で感性を刺激しながら、憩いの場となるような魅力あふれるコミュニティ空間を作る。
埼玉県ときがわ町と周辺地域の小中学生を対象に、月2回のワークショップを開催し、令和8年2月に成果発表会を実施予定。ワークショップはプロの音楽家を講師とし、さいたまスーパーシニアバンドのメンバーが補助に入る。高齢者で構成されるシニアバンドの団員による指導によって楽器演奏の楽しみを伝え、シニアと子供たちの世代間交流を実現する。また、成果発表会ではワークショップを通じて指導してきたプロの演奏家が合奏、ソロ曲を演奏し、質の高い音楽を子供たちに聞いてもらうことで音楽の楽しみを広げるきっかけを作る。
世界的な活動をする若手演出家である奥村啓吾氏の演出による、原作台本に忠実な舞台づくりでお届けするオペラハイライト「蝶々夫人」を公演する。出演歌手はいずれもプロ団体で活躍する気鋭のオペラ歌手達であり、舞台大道具はできる限り、シンプルなものとし低価格設定を実現する。小道具・衣装・字幕などを取り入れることから来場者がオペラを親しみやすく鑑賞できるような舞台創りを心掛ける。また、プロジェクションマッピングなども演出では取り入れ、スタンダードさと先進性とを兼ね備えた、ふじみ野市の新ホールでの新規事業となる新しい形のオペラ舞台をつくる。
越谷出身の偉人である三ノ宮卯之助の生涯(ひ弱な幼少時代→力持ち大会に出たりして徐々に力をつける→力持ち番付で大関にまでのし上がる)を創作じょうるりにして公演する。地域の偉人を取り上げる事で地域愛を醸成する機会をつくり、創作じょうるりを通して日本文化の魅力も伝えていく。そういった取り組みを通して埼玉県の文化向上につながればと考えている。
地域の公共施設内で大小さまざまな打楽器や、ギター・ウクレレなどの弦楽器を配置する。
リクエスト曲などをファシリテーターの演奏に合わせて「聴いたり・鳴らしたり・歌ったり・踊ったり」と自由に”あそぶ”ことを通じて自己表現や様々な世代の交流、活躍の場を創生する。
人形劇団ひとみ座による「はれときどきぶた」の公演と人形づくりワークショップ「とことこブーちゃんを作ろう」を開催する。
今回上演する「はれときどきぶた」は1980年発行の矢玉四郎氏の文学作品で、現代の子どもたちにも読み継がれている名作。冗談で書いた荒唐無稽なウソの日記が現実になるというストーリーで、子どもたちの想像力を掻き立てる内容になっている。
人形劇団プークの人形劇「エルマーとりゅう ~カナリア島のぼうけん」を上演。開演前のロビーで「エルマーのぼうけん地図」のコーナーをつくり、それぞれ好きな島に自分の絵を描いて貼り、物語への期待感を促す。
生の舞台で目の前で起こるさまざまなことは、観ている子どもたちにとっての疑似体験となり、画面越しからは得られない共感や感情の動きを感じることができると考える。ロビーでの「エルマーのぼうけん地図」のコーナーでは当日参加した子どもたちが一緒に地図を作る共同作業を行う。