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掲載日:2024年1月19日

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埼玉県朝霞児童相談所(仮称)の整備

 

新たな児童相談所設置の経緯

 埼玉県の児童虐待対応件数は、平成25年度から平成30年度で約3倍に増加しています。埼玉県の児童相談所のうち、川越児童相談所、所沢児童相談所の管轄人口は、110万人を超過し、全国平均を大きく上回っています。 
 また、児童虐待相談対応件数の増加に伴い、一時保護件数も平成25年度から平成30年度で約3割増加しており、現状の一時保護所は、常時満員状態となっています。 

 

埼玉県内の児童相談所における虐待対応件数の推移(さいたま市分を含む)

年度

平成

24

平成

25

平成

26

平成

27

平成

28

平成

29

平成

30

令和

令和

2

令和

3

令和

4

件数 4,853 5,133 6,893 8,279 11,614 13,095 15,334 17,473 16,902 17,606 18,877
増減率 24.8% 5.8% 34.3% 20.1% 40.3% 12.8% 17.1% 13.9% -3.3% 4.2% 7.2%

 

このようなことから、埼玉県では、管轄人口の適正化、平準化を図り、迅速かつ適切な虐待対応を行うため、新たに児童相談所(一時保護所併設)を整備することといたしました。 
 新たな児童相談所は、管轄人口が全国平均を大きく上回る川越・所沢児童相談所が現状管轄している「朝霞市・志木市・和光市・新座市・富士見市・ふじみ野市・三芳町」を管轄区域とする予定としており、管轄予定区域の朝霞市内に整備することといたしました。

※児童相談所の管轄区域は、埼玉県児童相談所設置条例で定めています。

※児童相談所は、児童福祉法に基づいて設置される行政機関で、18歳未満の子供についての相談に応じ、それぞれの問題解決に必要な指導援助を提供するところです。 現在、県内には、埼玉県が7か所、さいたま市が2か所の合計9か所の児童相談所が設置されています。

児童相談所の概要は、「児童相談所のご案内(別ウィンドウで開きます)」をご覧ください。

 

朝霞児童相談所(仮称)について 

  • 建設予定地選定の考え方

新たに整備を行う児童相談所の建設予定地は、以下の点から選定しました。 
  ・児童相談所及び一時保護所により構成する建物と屋外での運動や遊びができるスペースが確保できること。 
  ・土地購入のための費用や時間を要しない県有地であること。 
  ・既存建物がないなど、整備に時間を要しないこと。 
  ・公共交通機関や主要幹線道路から近いなど、利用者の利便性が高い場所であること。 
  ・一時保護された子供が落ち着いて生活できる環境であること。 
  ・今後も人口減少が少ないと見込まれる管轄区域の南部の地域であること。

 

  • 建設予定地

  ・住所:朝霞市青葉台1丁目地内(現 障害者支援施設あさか向陽園グラウンド、東武東上線朝霞駅から約1.2キロメートル)

    Googleマップで表示(別ウィンドウで開きます)

  ・敷地面積:4,367平方メートル

 

  • 基本計画の概要

基本計画は、朝霞児童相談所(仮称)の整備内容、スケジュール等を定め、事業を進めていくための基本資料としています。また、基本計画に基づき、基本設計、詳細設計を進めていきます。基本計画の概要は、以下のとおりです。 
 ・建物は、児童相談所の運営事務及び相談業務を行う「児童相談所(相談部門)」と一時保護された子供の生活指導等を行う「一時保護所(一時保護部門)」から構成されています。 
 ・それぞれの部門の所要室は、国の運営指針に沿った内容とします。相談部門では、子供や保護者の相談・支援のために必要な「相談室」、「心理判定室」、「心理治療室」など、一時保護部門では、一時保護された子供たち30名が生活するための「居室」、「学習室」、「食堂」などや、健康保持、ストレス解消のための「遊戯室(屋内運動場)」を設けることとしています。 
 ・子供の状況に応じた適切な支援を行うため、居室の個室化(小学生以上)、学習環境の確保(小学生と中高生別や個室)、屋内外に運動や遊びのできる広い空間を確保することとしています。 
 ・職員の人材育成や市町村等関係機関との連携・支援強化を図るため、規模や用途に応じた研修室や会議室を設けることとしています。 
 ・利用者が安心で安全に利用できるよう、相談者のプライバシーに配慮した相談諸室の整備や施設のバリアフリー化を図ることとしています。

 

  • 施設概要 

 施設の概要は以下のとおりです。  延べ面積は、児童相談所が4,005平方メートル、駐輪場などの付属建物が16平方メートルの合計4,021平方メートルを予定しています。(令和5年3月24日時点) 

 

児童相談所(相談部門)

(延べ面積:1,923平方メートル)

一時保護所(一時保護部門)

(延べ面積:2,082平方メートル、定員30名)

屋上 屋上遊戯場(屋外運動場)
2階

待合室、相談室、研修室、会議室など

児童の居室エリア、児童の学習エリア

1階

待合室、相談室、管理諸室(事務室等)

児童の居室エリア、管理諸室(事務室等)

その他 駐車場、駐輪場、園庭(屋外運動場)ほか

 

これまでの経過と今後の予定

  • 令和2年度

・児童相談所整備・機能強化検討委員会

    設置要綱(PDF:109KB)(別ウィンドウで開きます)

・障害者支援施設あさか向陽園グラウンドを建設予定地とすることを決定

・周辺住民の方へ、建設予定地に児童相談所を整備する旨お知らせ

    資料(PDF:367KB)(別ウィンドウで開きます)

 

  • 令和3年度

・「第8児童相談所(仮称)基本計画(令和3年4月)」策定

    基本計画(PDF:256KB)(別ウィンドウで開きます)

・基本設計、建設予定地の測量・地質調査

・周辺住民の方へ、朝霞児童相談所(仮称)の施設概要をお知らせ

    資料(PDF:469KB)(別ウィンドウで開きます)

 

  • 令和4年度

・実施設計

・朝霞市開発事業等の手続及び基準等に関する条例第9条に基づく説明会(令和4年10月1日)

    資料(PDF:4,198KB)(別ウィンドウで開きます)

    質問・意見と回答(PDF:139KB)(別ウィンドウで開きます)

    説明資料の一部を訂正しました(令和6年1月19日)(PDF:50KB)(別ウィンドウで開きます)

・朝霞市開発事業等の手続及び基準等に関する条例第13条に基づく説明(令和5年3月24日~5月18日)

    資料(PDF:3,612KB)(別ウィンドウで開きます)

    質問・意見と回答(PDF:86KB)(別ウィンドウで開きます)

    説明資料の一部を訂正しました(令和6年1月19日)(PDF:50KB)(別ウィンドウで開きます)

 

  • 令和5・6年度

・建設工事の施工者等が決定しました。(令和5年10月18日)

建築工事

工事名称:23朝霞児童相談所(仮称)新築工事

請負業者:佐伯・中島・協同特定建設工事共同企業体

契約期間:令和5年10月18日から令和7年1月31日まで

契約金額:1,430,000,000円(税込)

電気設備工事

工事名称:総選除)23朝霞児童相談所(仮称)新築電灯設備ほか工事

請負業者:株式会社丸電

契約期間:令和5年10月3日から令和7年1月31日まで

契約金額:244,640,000円(税込)

工事名称:総選除)23朝霞児童相談所(仮称)新築動力設備ほか工事

請負業者:株式会社積田電業社

契約期間:令和5年10月3日から令和7年1月31日まで

契約金額:187,220,000円(税込)

機械設備工事

工事名称:総設除)23朝霞児童相談所(仮称)新築空調設備工事

請負業者:株式会社アペックエンジニアリング

契約期間:令和5年10月3日から令和7年1月31日まで

契約金額:165,809,600円(税込)

工事名称:総設除)23朝霞児童相談所(仮称)新築給排水設備工事

請負業者:株式会社大クマ工業

契約期間:令和5年10月12日から令和7年1月31日まで

契約金額:170,572,600円(税込)

監理業務

業務名称:朝霞児童相談所(仮称)新築工事監理業務

受注業者:株式会社サナクト

履行期間:令和5年9月19日から令和7年2月28日まで

委託金額:25,300,000円(税込)

 

・ご近隣の皆様へ 朝霞児童相談所(仮称)新築工事のお知らせ(令和5年10月18日、上の原町内会回覧板)

    資料(PDF:431KB)(別ウィンドウで開きます)

 

  • 令和7年度

・児童相談所開所(予定)

 

お問い合わせ

福祉部 こども安全課 児童相談所整備担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-4787

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