トップページ > 健康・福祉 > 公衆衛生 > 建築物の衛生 > 建築物衛生/健康で快適な居住環境づくり > 第207回簡易アンケート「衛生害虫についての意識調査」の結果を公表しました。

ページ番号:223274

掲載日:2022年11月17日

ここから本文です。

第207回簡易アンケート「衛生害虫についての意識調査」の結果を公表しました。

1 調査の概要

(1)調査形態
  • 調査時期:令和4年8月25日(木曜日)から8月31日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3,180人)
  • 回収率:68.8%(回収数 2,181人)
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。)

回答者属性

  人数(人) 比率(%)
全体 2,181 100.0

 

年齢 人数(人) 比率(%)
16~19歳 12 0.6
20~29歳 98 4.5
30~39歳 214 9.8
40~49歳 424 19.4
50~59歳 563 25.8
60~69歳 406 18.6
70歳以上 464 21.3

 

職業 人数(人) 比率(%)
個人事業主・会社経営者(役員) 215 9.9
家族従業(家業手伝い) 10 0.5
勤め(全日) 819 37.6
勤め(パートタイム・アルバイト) 334 15.3
専業主婦・主夫 294 13.5
学生 44 2.0
その他、無職 465 21.3

 

男女比 人数(人) 比率(%)
男性 1,208 59.2
女性 832 40.8

 

(2)調査結果の見方

ア.設問中の(   )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。

イ.回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。

ウ.図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。

エ.グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

オ.複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2 調査の目的

埼玉県の保健所では、県民の皆様の快適で健康的な居住環境づくりを支援するため、住居の内外で発生する虫(以下「衛生害虫」といいます。)についてのご相談を受け付けています。

各保健所には環境衛生監視員という相談を受け付ける職員がおり、保健所での衛生害虫の種類の判別が難しい場合には、衛生研究所で詳しく検査することもできます。(駆除は実施していません。)

衛生害虫相談業務の円滑な推進を図るにあたり、県政サポーターの皆様の衛生害虫についての知識や意見をお尋ねし、今後の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。

アンケート結果は県民の皆様の快適な住環境のために必要な情報の発信及び衛生害虫に関する施策の推進の参考とさせていただきます。また、業務の推進にあたり、害虫駆除の専門業者の団体と引き続き連携してまいります。

担当課:保健医療部 生活衛生課 環境衛生・ビル監視担当

電話:048-830-3606

E-mail:a3600-04@pref.saitama.lg.jp

3 調査結果

【虫の好き嫌いについて】

→『嫌い(計)』が7割半ば超(77.5%)

<質問1>虫の好き嫌いについて、あなたの考えにもっともあてはまるものを1つ選んでください。

toi1

虫の好き嫌いについて尋ねたところ、「嫌い」(30.9%)と「どちらかといえば嫌い」(46.6%)を合わせた『嫌い(計)』が7割半ば超(77.5%)であった。

 

【子供時代を過ごした環境について】

→「少し樹木や自然がある住宅街等の環境」が5割強(53.4%)

<質問2>あなたが子供時代を過ごした家の周りの環境について、最も近いものを選んでください。

toi2

子供時代を過ごした家の周りの環境について尋ねたところ、「少し樹木や自然がある住宅街等の環境」が5割強(53.4%)であった。次いで「自然が多くあり、生き物が多い環境」が3割半ば超(36.7%)であった。

 

【衛生害虫の被害について】

→「人体被害(刺された、吸血されたなど)」が7割半ば(75.8%)

<質問3>これまでにご自宅やご自宅の周辺で、衛生害虫が原因となるような以下の被害を受けたことがありますか。(複数回答可)

*衛生害虫:住宅の内外で発生し、人に対して衛生上の被害を与える虫のこと。

toi3

自宅およびその周辺の衛生害虫による被害について尋ねたところ、「人体被害(刺された、吸血されたなど)」が最も多く、7割半ば(75.8%)であった。次いで「樹木、植木被害(葉や実についていたり、食べられたりしたなど)」が6割強(61.0%)であった。

 

【被害を受けた衛生害虫等の種類について】

→「ゴキブリ」が9割弱(89.2%)

<質問4>これまでに、ご自宅の内外で以下のような虫や動物を見たり、被害を受けたりしたことがありますか。(複数回答可)

toi4

自宅の内外で見かけた、または被害を受けた衛生害虫等の種類を尋ねたところ、「ゴキブリ」が最も多く(89.2%)、次いで「ガ、コバエ」(76.4%)、「ハチ」(76.2%)、「アリ」(73.5%)の順に多かった。

 

【被害を受けた際の対応について】

→「自分または家族が駆除した」が8割強(82.3%)

<質問5>(質問4で虫や動物を見たり、被害を受けたりしたことがあると回答した方に伺います。)あなたは、その際にどのような対応をされましたか。(複数回答可)

 

質問4で虫や動物を見たり、被害を受けたりしたことがあると回答した人に対して、その際にどのような対応をしたか尋ねたところ、「自分または家族が駆除した」が最も多く8割強(82.3%)であった。

 

【同定検査に関する認識】

→「知らなかった」が9割半ば超(97.2%)

埼玉県の各保健所には、衛生害虫に関する相談を受ける職員がいます。そこでの衛生害虫の種類判別が難しい場合には、衛生研究所で詳しく種類判別をする「同定検査」を行うことができます。

どのような虫かが分かると、発生源を特定し効果的に駆除できたり、再発防止にも役立ちます。

<質問6>あなたは、このような「同定検査」ができることを知っていましたか。

toi6

衛生研究所で衛生害虫の種類判別(同定検査)ができることを知っているか尋ねたところ、「知らなかった」が9割半ば超(97.2%)であった。

 

【同定検査実施への意向】

→「そう思う」が4割半ば超(46.4%)

<質問7>あなたは、ご自宅の内外で今までに見たことのない虫に出会ったとき、保健所に相談したり同定検査をして、どのような虫であるか知りたいと思いますか。※保健所での相談や同定検査は無料です。

toi7

自宅内外の知らない虫について、保健所に相談したり同定検査をしてどのような虫か知りたいかを尋ねたところ、「そう思う」が4割半ば超(46.4%)であった。

 

【同定検査をしたい理由】

→「駆除するのにどのような虫であるかわかるほうがよいため」が8割(80.0%)

<質問8>(質問7で「そう思う」と答えた方に伺います。)そう思う理由について、あなたの考えにあてはまるものを以下から選んでください。(複数回答可)

toi8

質問7で同定検査実施の意向について「そう思う」と答えた人に対し、その理由を尋ねたところ、「駆除するのにどのような虫であるかわかるほうがよいため」が8割(80.0%)であった。

 

【同定検査をしたくない理由】

→「相談や検査に時間がかかりそうだから」が5割半ば(54.6%)

<質問9>(質問7で「そう思わない」と答えた方に伺います。)そう思わない理由について、あなたの考えにあてはまるものを選んでください。(複数回答可)

toi9

質問7で同定検査実施の意向について「そう思わない」と答えた人に対しその理由を尋ねたところ、「相談や検査に時間がかかりそうだから」が5割半ば(54.6%)であった。次いで「自分で対応できるため」が4割強(41.6%)であった。

 

【駆虫駆除業者について】

→「知っていたが、利用したことはない」が6割半ば(65.9%)

<質問10>あなたは駆虫駆除の専門業者があることを知っていますか。また、利用したことがありますか。

toi10

駆虫駆除の専門業者の認知度について尋ねたところ、「知っていたが、利用したことはない」が6割半ば(65.9%)であった。

 

【害虫駆除業者のイメージについて】

→「値段が高い」が6割強(61.0%)

<質問11>害虫駆除の専門業者について、あなたのイメージにあてはまるものを選んでください。(複数回答可)

toi11

害虫駆除の専門業者のイメージについて、あてはまるものを尋ねたところ、「値段が高い」が6割強(61.0%)、次いで「専門の知識がある」が6割弱(59.8%)であった。

 

【自由意見】

<質問12>衛生害虫に関して県が実施する事業等について期待することやご意見、ご要望などありましたら、自由にお書きください。

主なご意見

  • 「衛生害虫」という言葉さえ知りませんでした。
  • むやみに恐れて、益虫、特に蜂を殺さないように啓蒙して欲しい。埼玉のような自然と住居が隣接する地域での暮らしは、害虫と益虫の差を理解させて、共存することも大切である。
  • 害虫=駆除ではなく、まずは家庭環境の衛生を保ち、大量発生させないように一人ひとりが生活をすれば住環境の衛生害虫は減るのではないかと思います。薬剤で駆除しても耐性ができる虫もいますし、人間にも悪影響が出る可能性もあります。
  • 害虫の駆除にお金がかかると思っており、市販の殺虫剤等を利用してしのいでおります。虫の駆除など気軽に相談できると嬉しいです。
  • 危険のない虫についての知識も啓発してほしいです。駆除する必要がない虫も駆除されることがあるかと思います。
  • 今回、衛生害虫に対する保健所の取り組みが分かり、参考になりました。害虫駆除を頼むとしたら、信頼できる業者を選べるかが心配なので、連絡先を教えてもらえることだけでもわかってよかったです。
  • 自分で何とか除去すればいいと思います。
  • 住居の内外で発生する虫を衛生害虫と呼んで処分するとの考えであるようだが、すべて害虫ですか?益虫もいるのでは?蜘蛛は?益虫まで殺していませんか?
  • 人間にとっては衛生害虫であっても、生物体系などにとっては必要な「虫」かもしれません。一概的に衛生害虫であっても、駆除していいのかどうかもわかりません。
  • 大きな経済的損失や健康被害がないのなら、できれば駆除はしたくないので、衛生害虫とその被害についてもう少し知りたいと思いました。
  • 虫について相談できることを知らなかったので、機会があったら聞いてみたいですが、やや面倒なので、よほどでないと相談しないと思います。それでもそういう場所があることは心強く感じます。基本的に害をなさなければ虫と共存したいと思っています。
  • このような制度があることを知らなかった。発生源が特定されるのは良いと思う。
  • 保健所での相談や検査が無料だと初めて知りました。もっと広めても良いと思います。

上記を含め、計480件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

 

お問い合わせ

保健医療部 生活衛生課 環境衛生・ビル監視担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-824-2194

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?