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掲載日:2024年6月28日

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残留農薬スクリーニング検査

残留農薬スクリーニング検査の実施:県内産野菜の安全・安心のさらなる確保に向けた取組強化!

埼玉県では、県内産の野菜が、全国で一番安全・安心なものであることを目に見える形で発信するため、農産物直売所で販売される県内産農産物を対象に、新たな検査手法による残留農薬検査を実施しています。

令和6年度の実施状況(令和6年5月31日現在)

検体数

品目数

施設数

基準値超過数

0

0

0

0

生産品目における検査実施状況

オクラ きゅうり こまつな 春菊
0 0 0 0
なす ピーマン モロヘイヤ ほうれんそう
0 0 0 0

基準値超過事例

品目 農薬名 検出値 基準値
基準超過事例はありません。

過去3年間の検査実績

 

令和3年度

令和4年度

令和5年度

検体数

140

140

140

品目数

54

48

41

施設数

20

23

24

基準超過数

2

0

2

主要生産品目における検査実施状況

品目

令和3年度

令和4年度

令和5年度

こまつな

6

9 13

ほうれんそう

3

7 13

ねぎ

4

0 0

さといも

1 2 0

ブロッコリー

3

8 3

かぶ

1

1 0

えだまめ

1

1 3

きゅうり

11

11 9

みずな

2

1 3

白菜

1

0 0

チンゲン菜

2

1 0

基準値超過事例

結果判明後、残品の全量自主廃棄の措置をとるともに、直ちに原因の究明と農薬の適正使用について生産者に対し指導を行いました。

令和5年度

品目 農薬名 検出値 基準値
こまつな フェニトロチオン 0.6ppm 0.01ppm
サニーレタス フェニトロチオン 3ppm 0.01ppm

令和4年度

品目 農薬名 検出値 基準値
基準超過事例はありません。

令和3年度

品目

農薬名

検出値

基準値

こまつな エトフェンプロックス 0.1ppm 0.01ppm
八つ頭

フェニトロチオン

0.03ppm

0.01ppm

 

 

 

残留農薬スクリーニング検査(埼玉モデル)とは

実施の背景

埼玉県の野菜産出額は全国第6位(※1)であり、ねぎ、さといも、こまつなをはじめ、多くの野菜が全国トップクラスの産出額です。また、県内の有人農産物直売所の販売金額は259億円で、本県農業産出額の約13.6%に相当します(※2)。直売所で多量に販売される野菜の残留農薬を検査し、安全な野菜が提供されていることを確認することが必要です。

国が定めた残留農薬検査(公定検査)では1品目当たり1kg以上の検体が必要ですが、農産物直売所では、少量多品目での販売がされている場合が多く、葉物野菜など埼玉県を代表する野菜の検査が、必ずしも十分に行えていない状況にありました。

※1 平成26年度 農林水産省調べ
※2 平成26年度 県農業ビジネス支援課調べ

新たな検査手法の導入

検査に用いる量を1kg(1,000g)から100gとした検査(スクリーニング検査)を行います。

ポイント1 「なぜ検査に1kgが必要!?」

同じ生産者が出荷した農産物であっても、農薬の散布方法等により濃度の偏りが生じてしまうことがあります。国が定めた公定検査では、この偏りをなくすため1kgを採取し、この中から分割して試料を作成することで検体の均一化を図ることを目的としているからです。

ポイント2 「100gにして大丈夫!?」

農薬が残留しているか、疑わしいものを拾い上げ、調査や指導の対象を絞り込みを目的としているため、検体の均一化を図る必要はありません。また、衛生研究所で行う分析検査は、公定検査と同じ方法で行います。

ポイント3 「残留農薬の基準値を超える値を検出した場合は!?」

公定検査ではないため、直ちに法違反とはなりませんが、その農産物が流通することがないように、保健医療部(保健所)と農林部(農林振興センター)が連携して対応しています。 

お問い合わせ

保健医療部 食品安全課 食品保健・監視担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4807

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