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掲載日:2022年10月18日

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特定非営利活動法人ほんじょう寺子屋

令和4年9月29日にほんじょう寺子屋が運営する焼きまんじゅうと駄菓子屋を訪問させていただきました。

以前は鮨屋だったという趣のある建物には、いまでも「鮨」の文字が目立ちます。

でも、ここから漂ってくるのは…香ばしい焼きまんじゅうの匂い。どこか懐かしい駄菓子屋を覗いてみれば、子どもたちの元気な声が響いてきます。

ほんじょう寺子屋の焼きまんじゅうと駄菓子屋外観

当日は通常営業に加えて、屋内でスライムづくり体験を開催していたり、軒先でtamatowa farm(たまとわ ふぁーむ)さんがこだま野菜を販売していたりしました。

開店後1時間ほどの間に、十数人のこどもたちが続々と訪れ、学校や年齢の隔てなく和気あいあいと過ごしていました。宿題をやる子がいるかと思えば、射的に熱中する子の姿も。付き添いの保護者同士でも会話が弾んでいます。

スライムづくり体験の様子

みんなでスライム作り!聴覚に障がいを持つ講師の女性と、お手伝いの男性(マウスガード着用)と一緒に。

宿題やスライムづくり体験をする子どもたち。笑顔が弾けます!

スライム作り体験の傍ら、宿題をする子どもたちの姿も。

駄菓子の代金を自ら計算する子どもたち

購入する駄菓子の金額を、自ら計算する子どもたち。

射的に熱中する子ども。上手く当たるかな?

昔懐かしい射的。目指せランキング上位!

 

訪問当日、代表の横尾幹(よこおもとき)さんは不在でしたが、副代表の山藤彩華(さんどうあやか)さんにお話を伺うことができました。

横尾さんや山藤さんたち中心メンバーは、なんと現役の大学生。本庄東高等学校ボランティア部に所属していたときに活動をはじめ、令和3年に法人化したそうです。「こどもたちに未来を創り出すチカラを」を理念に活動を始め、その輪が徐々に同級生や後輩たちへ広がり、今では60名ものボランティアが関わっています。

また、ほんじょう寺子屋では、カフェスペースを自習室として子どもたちに開放しています。高齢者のためのサロンはあっても、子どものための居場所はなかなかないので、そうした居場所を作りたかったとのこと。

自習室として使われる部屋。この日は多くの人が訪れていました。

カフェスペース兼自習室として使われている部屋。当日は市内各地から子どもたちが訪れていました。

店舗の入り口付近。子どもたちや親同士の交流拠点となっています。

入口をのぞけば子どもたちの元気な声が聞こえてきます。

 

このほか、小学校の夏休みなどに合わせて、様々な催しを企画しているそうです。

中でもユニークなのが「寺子屋体験」という企画。参加者である小学生が、市内のお寺に集まって座禅をしたり、高校生や大学生ボランティアから勉強を教わったり、一緒に遊んだりするのだとか。季節に合わせて趣向を凝らしているというこの企画。ときには水鉄砲バトルを、ときには餅つきや宝探しをすることもあるそうです。毎回応募者が殺到し、リピーターも多いそう。小学生にとって、お寺に行く機会も、年の近いお兄さんお姉さんと関わる機会も多くないでしょうから、とても貴重な経験になりそうですね。また、この体験を通じて友情が芽生えることも多いのだとか。子どもたちの社会がどんどん広がっていきますね。

子どもたちの笑顔のため、愛する地域のため奮闘するほんじょう寺子屋。今後大学生たちがどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです。ありがとうございました。

 

特定非営利活動法人ほんじょう寺子屋について
店舗住所 本庄市銀座1-6-21
営業時間 10時~18時
定休日 火曜日
電話番号 0495-71-6842
法人ホームページ https://honjoterakoya.com
内閣府NPOホームページ https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/011016006

 

お問い合わせ

企画財政部 北部地域振興センター 本庄事務所 県民生活担当

郵便番号367-0026 埼玉県本庄市朝日町一丁目4番6号 埼玉県本庄地方庁舎1階

ファックス:0495-22-6500

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