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掲載日:2020年6月19日

平成29年6月定例会 知事提案説明要旨

平成29年6月19日招集の定例県議会における知事提案説明要旨

 

本日ここに6月定例県議会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては御参会を賜り、議案をはじめ、当面する県政の諸課題について御審議をいただきますことに、心から感謝を申し上げます。
私は去る5月12日から15日まで、二階俊博訪中団団長の下、「一帯一路国際協力ハイレベルフォーラム」に参加するため、国会議員、日本経済団体連合会会長、全国農業協同組合連合会会長などの皆様とともに中国の北京を訪問いたしました。
これは、地方の立場を代表して現場の声を中国側に伝えてほしいとの要請を受けて参加したものです。
今回の訪問では、フォーラムへの参加に加え、中国要人の方々と会談を行ってまいりました。
李金早(りきんそう)中国国家旅游局長との会談では、互いの国を旅行者が訪問することでインバウンドによる交流を活性化し、相互理解を深めていこうといった提案をさせていただきました。
また、鐘山(しょうさん)中国商務部長との会談では、農産物などの取引を活性化させて交流を深めていくことについて議論をしてまいりました。
さらに、その他の要人とも農産物の輸出入の問題などについて意見交換をしてまいりました。
今回の訪問で得た貴重な情報や人脈を生かして、中国人観光客の誘致や観光農園でのインバウンド消費などに取り組んでまいります。
それでは、今定例会に御提案申し上げました諸議案のうち、主なものにつきまして、順次、御説明いたします。
はじめに、第71号議案「平成29年度埼玉県一般会計補正予算(第1号)」でございます。
国の地方創生拠点整備交付金を活用し、県有施設の魅力の向上や機能の強化を進めてまいります。
具体的には、秩父高原牧場に動物と触れ合えるコーナーや県産畜産物を販売する直売所などを新たに整備し、牧場の集客力を高めるとともに牧場周辺の地域振興を図ります。
また、カエデや少花粉スギなどの種苗研究体制の強化を図るため、寄居林業事務所の施設内に優れた種苗を開発するための実験用の温室を整備します。
このほか、地方創生推進交付金を活用した「埼玉県プロフェッショナル人材戦略拠点」の機能強化や病害虫による農作物の生育被害を防止するための経費について、所要の補正をお願いするものでございます。
この結果、一般会計の補正予算額は、2億5、281万1千円となり、既定予算との累計額は、1兆8、646億7、981万1千円となります。
次に、その他の議案のうち主なものにつきまして、御説明いたします。
第73号議案「職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、非常勤職員について、子が2歳に達する日まで育児休業を取得できる特例を定めるものでございます。
第74号議案「埼玉県税条例の一部を改正する条例」は、地方税法の一部改正に伴い、県費負担教職員の給与負担事務の指定都市への移譲に併せて、さいたま市内に住所を有する者の個人県民税の所得割について、税率の引下げなどを行うものでございます。
第77号議案「中核市の指定に係る申出の同意について」は、川口市から、総務大臣に中核市の指定に係る申出をすることについて、県の同意を得たい旨の申入れがございましたので、これに同意することについて、議決を求めるものでございます。
その他の議案につきましては、提案理由等により御了承をいただきたいと存じます。
以上で私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。

 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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