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掲載日:2021年10月11日

平成30年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(清水義憲議員)

夏場の学校における体育活動について

Q   清水義憲  議員(自民

今年の夏は本当に暑い夏でした。正に誰言うともなく災害級という言葉がぴったり当てはまるような暑さでありました。県教委ではこの夏、多くの通知等を各市町村教育委員会教育長、各県立学校長、各教育事務所長宛てに出しています。その数は5月から8月までで合計11件ありました。このように短い期間に熱中症に関してだけでこれだけ多くの通知があったことは、教育局の方々も相当な危機感を持ち、また対応に忙しかったのではないかと想像できます。できれば暑い日には体育活動などしないでほしいというのが本音ではないでしょうか。
今年の夏はプールでの熱中症も話題になりました。私は、プールの中でも熱中症になることを初めて知りましたが、暑い日は学校のプールにも入れないということでしょうか。子供たちは暑くなりそうな日は家にこもるか、クーラーのある施設で休んでいるしかないのでしょうか。
そこで、質問します。今後もこの災害級の暑さが続くものとして、学校の体育活動について全ての市町村の教育委員会や各学校長の判断に委ねるべきではないと考えますが、県は具体的にどのように対応していくつもりでしょうか。例えば、私が子供の頃はクーラーもありませんでしたので、夏休みは朝の涼しいうちに宿題を済ませなさいよと教わりましたが、部活動やプール指導なども朝の7時から行うというようなことはできないものでしょうか。
以上、教育長に伺います。

A   小松弥生   教育長

この夏は例年にない酷暑となり、県では、熱中症事故の防止に向けて、8月までに10件の通知と教育長緊急メッセージを発出し、繰り返し注意喚起を行ってまいりました。
その中では、最高気温が35度以上の予報が出された場合には、活動の中止、延期、見直しを行うこと、できるだけ短時間に合理的かつ効率的・効果的な活動となるように工夫することなども示しました。
それらを受け、例えば学校では夏季休業中の部活動やプール指導を午前中で切り上げたり、中学校の学校総合体育大会では試合を中断して給水タイムを多く確保したりするなどの工夫が見られました。
来年以降も酷暑が予想されることから、特に夏季休業中の部活動やプール指導などを、昼の暑さを避け、朝の涼しい時間に実施することは有効な手立ての一つと考えております。
一方で、早朝からの活動については、保護者の理解や児童・生徒の登校時の安全確保などの課題があることから、実施に当たっては、学校の実情に応じて検討するよう働きかけてまいります。
県といたしましては、今後も通知や研修会、講習会を通して、体育活動における熱中症対策の具体例を示し、市町村教育委員会や学校が実態に応じた柔軟な対応ができるよう支援してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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