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ページ番号:205303

掲載日:2021年10月14日

令和3年9月定例会 「企画財政委員長報告」

副委員長 千葉 達也 

企画財政委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、第107号議案の1件であります。
以下、この議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
「今後、コロナ禍収束のための予算から経済復興策への予算へと軸足をシフトしていかなければならないと考えるが、現時点での活用可能な財源だけで機動的に対応することができるのか」との質疑に対し、「県で活用できる財源としては、地方創生臨時交付金の事業者支援分が約11億円、決算確定に伴う繰越金が約106億円、新型コロナウイルス感染症対策推進基金が約9億円、財源調整のための3基金が約137億円となっている。当面はこれらの財源を活用して経済回復に向けた対策を講じる必要があると考える。また、国が補正予算を編成すれば、それに伴う財源を活用していきたい」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「DXとペーパーレスの進捗状況について」質問が行われました。
その中で、「DXの推進はペーパーレスをスタートとして取り組んでいるとのことだが、ペーパーレスを進めること自体が目的になってはならない。DXを推進するには、一番の目的がどこにあるかを掲げることが重要である。分かり易い考え方を一つのビジョンとして明確にし、県民との共通認識として進めるべきと考えるがどうか」との質問に対し、「DXを推進する上で、ペーパーレスでデジタル化が図られたことで満足してはいけない。デジタル改革のその先に何があり、何のために今改革しているのか、全庁一丸となって意識が共有できるようしっかり取り組んでいく」との答弁がありました。
なお、当面する行政課題として、「『地域公共交通』の取組状況について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

第121号議案〈急施議案〉

委員長 細田 善則

企画財政委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に急施を要するとして付託されました案件は、第121号議案の1件であります。
以下、この議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、「補正予算の財源の一部に繰越金が充当されているが、国からの交付金で全部を賄えなかったのか」との質疑に対し、「財源の枠組みとしては、協力金の1パーセント分に地方単独事業分を活用できるが、残額がないため一時的に繰越金を活用している。県として一般財源はなるべく活用しない方向で考えているため、地方単独事業分と事業者支援分について国へ増額の要望をしている」との答弁がありました。
また、「8月27日の臨時会で9月12日分までの第14期分の協力金に関する補正予算を議決したが、その後、緊急事態宣言が延長された。延長分の協力金は既定予算で対応できるということだったが、今回の補正予算が、第14期分の協力金に使われるということはないか」との質疑に対し、「これまでの分は既定予算で足りているため今回の補正予算を、第14期分に遡って使うことはない」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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