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ページ番号:243875

掲載日:2023年10月20日

令和5年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(高橋稔裕議員)

知事公約~急速な超少子高齢化への対策について-部活動の地域移行について~現状と遜色ない活動の機会を-

Q 高橋稔裕 議員(自民)

学校部活動の地域移行について、私自身もですが、子を持つ親として果たして今後も学校部活動をやっていけるのか、どのようになるのか気になる方は非常に多いです。昨年12月議会では松井弘議員が、本年2月には田並尚明議員が、それ以外にも多くの議員の方々が質問しております。議論し、できることを進めていかなければならない極めて重要な議題だと考えております。
令和4年12月にスポーツ庁並びに文化庁より、学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドラインが策定され、国の考え方が示されました。県でも昨年度、文部科学大臣に対して地域移行に向けた具体的な方策や手順を示すことなどについて要望を行っております。いろいろありますが、今後に向けて責任を持つ機関が決まっていれば、一時的には安心ですが、現状と遜色ない多様な競技や活動の機会を協議できる部活動の受皿を用意する主体は、このガイドラインを受け、県はどこにあると考えていますか、教育長にお尋ねします。

A 日吉亨 教育長

少子化の進行に伴う児童生徒数の減少により、学校における部活動の運営をこれまでと同様に行っていくことが難しくなってきております。
こうした背景のもと、国は、令和4年12月に「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を公表し、学校と地域との連携・協働により生徒のスポーツ・文化芸術活動の場として、新たな地域クラブ活動を整備する必要があるとの考えを示しました。
このガイドラインでは、主に公立中学校の生徒を対象とし、その設置者である市区町村が、関係者の協力を得て、地域クラブ活動の運営団体・実施主体の整備充実を支援することとされていることから、基本的には市町村が主体となって進めていくものと考えます。 
県全体で着実に地域クラブ活動の整備を進めていくため、市町村の取組を積極的に支援してまいります。

再Q 高橋稔裕 議員(自民)

確認させてください。現状と遜色ない多様な競技や活動の機会を用意する主体と私は尋ねております。現状、多様な競技や活動の機会が用意できていないわけで、県の役割も非常に大きいと思います。県教育委員会もとことん踏み込み、言わば主体的に自分ごととして取り組んでいく必要があると答弁いただいているということでよろしいでしょうか。教育長に確認します。

再A 日吉亨 教育長

議員お話しのとおり、部活動の受け皿になる新たな地域クラブ活動の整備は容易なことではないと考えます。
そこで、県では、令和5年4月に県、市町村等の関係団体で構成する「埼玉県地域クラブ活動推進協議会」を立ち上げ、市町村等の意見を伺いながら、地域クラブ活動の整備に向けた指針や県による支援策等について検討を進めているところです。
今後も、市町村の取組状況を把握しながら、中学生に多様な競技や活動の機会がいきわたるよう、市町村に寄り添った丁寧な支援を行ってまいります。

再々Q 高橋稔裕 議員(自民)

主体的に、自分ごととしてという再質問をさせていただいております。その一端として、具体的にどのようなものになるのかという部分をお聞かせ願えればと思います。教育長に確認します。

再々A 日吉亨 教育長

新たな地域クラブの整備などに当たりましては、市町村によって、学校数や生徒数、既存のスポーツ・文化団体や人材の有無など地域差がございます。
こうしたことを背景に、現状と遜色のない多様な競技や活動の機会の準備には時間がかかることが想定されますが、県では、主体的に、市町村への伴走型の丁寧な支援により、現状と遜色のない活動の提供を目指してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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