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掲載日:2025年9月1日
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地域公共交通を確保・充実し、その利便性向上や利用促進を図るため、市町村又は公共交通事業者が実施するスマート技術を活用したDXやコンパクト+ネットワークによる交通再編の取組に対して、予算の範囲内において補助金を交付します。
補助事業は次の(1)または(2)とします。
(1)市町村が地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(平成19年法律第59号)第5条第1項に規定する地域公共交通計画に基づき実施するスマート技術を活用したDXやコンパクト+ネットワークによる交通再編事業
(2)公共交通事業者が市町村と連携し、複数の市町村にまたがり実施するスマート技術を活用したDXやコンパクト+ネットワークによる交通再編事業
補助事業者等は、次のとおりです。
補助事業者 | 補助対象経費※ | 補助率 | 補助上限額 | 補助下限額 |
市町村 |
1 新たなモビリティサービス(AIオンデマンド交通、自動運転バス、MaaS等)の導入に要する経費 2 地域の多様な輸送資源(自家用有償旅客運送(福祉有償運送を除く。)、企業・病院・学校の送迎バス等)の導入に要する経費 3 コミュニティバスやデマンド交通の再編等に要する経費 4 上記のほか地域公共交通のDXやコンパクト+ネットワークに資する事業(スマートバス停、GTFSの整備等)として知事が認める経費 |
1/2 |
250万円 複数年度にわたり実施する同一内容の取組については、複数年度を通じて補助上限額以内とする。 |
50万円 |
埼玉版スーパー・シティプロジェクト(以下「SSCP」とする。)の地域まちづくり計画に位置付けられ、コンパクト、スマート及びレジリエントの3要素を兼ね備えたSSCPの加速化に資する取組の場合は、補助率2/3、補助上限額1,000万円とする。 複数年度にわたり実施する同一内容の取組については、複数年度を通じて補助上限額以内とする。 |
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公共交通事 業者 |
1 新たなモビリティサービス(自動運転バス、MaaS等)の導入に要する経費 2 上記のほか地域公共交通のDXやコンパクト+ネットワークに資する事業(スマートバス停、GTFSの整備、配車システム導入等)として知事が認める経費 |
1/2 |
250万円 市町村と連携した、複数市町村にまたがる事業に補助する。
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50万円 |
(注)
1補助対象経費は、事業に要する経費(初期費用に限る。)から国や県、市町村もしくはこれに準ずる公的機関の補助金等を控除した額とする。
2補助対象経費には、土地の取得に要する経費を除く。
3補助対象経費に係る消費税のうち、仕入控除を行う場合における仕入控除の対象となる消費税相当分については、補助対象としないものとする。(公共交通事業者の場合)
交付申請に当たっては、事前に補助金の要望を行うこととします。
要望は、原則として年度当初に一括して受付を行い、その後は予算の状況に応じて適宜受付を行います。
令和7年度地域公共交通DX・コンパクト+ネットワーク促進事業補助金について、下記のとおり交付決定を行いました。
対象区分 |
市町村名 |
区分 |
対象事業 |
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市町村 |
熊谷市 |
SSCP枠 |
熊谷市AIオンデマンド交通導入事業 |
深谷市 |
SSCP枠 |
コミュニティバス「くるりん」東部シャトル便自動運転実装へ向けた実証運行の実施 |
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和光市 |
SSCP枠 |
地域拠点間を接続する自動運転サービス導入事業(和光版MaaS構想) |
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三芳町 |
SSCP枠 |
三芳町循環ワゴン実証運行事業 |
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神川町 |
SSCP枠 |
神川町デマンド交通実証運行事業 |
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越谷市 |
通常枠 |
越谷市新モビリティサービス(越谷市MaaS(仮称))事業 |
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幸手市 |
通常枠 |
幸手市公共交通再編事業 |
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日高市 |
通常枠 |
日高市おでかけワゴン運行事業 |
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皆野町 |
通常枠 |
公共交通再編に向けた「皆野町地域公共交通利便増進計画」策定事業 |
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対象区分 |
事業者名 |
関係市町村 |
対象事業 |
事業者 |
国際興業 |
飯能市・日高市 蕨市・戸田市 |
バス案内所IC カード自販機等整備事業 |
交付要綱、取扱要領については、次のとおりです。
・地域公共交通DX・コンパクト+ネットワーク促進 事業補助金交付要綱(PDF:1,299KB)
・地域公共交通DX・コンパクト+ネットワーク促進事業補助金取扱要領(PDF:1,585KB)