久保井塗装株式会社

 CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

久保井塗装は1965年、東京都大田区中央4丁目という閑静な住宅街で工業塗装メーカーとしての第一歩を踏み出しました。その時から、公害問題や環境問題に直面し続け、常に近隣と地域に理解を得つつ仕事を続けてきました。このことから久保井塗装では、環境対策をすることは仕事をすることと同じ意味を持っています。その上で、発注してくださるお客様と仕事を続けることが出来る地域への感謝の気持ちを表現するために、環境活動、社会貢献活動は久保井塗装の使命であると思っています。

また、工業塗装への理解を深めて頂くためにも積極的に社会と関わりを持ち、積極的に活動し、久保井塗装として工業塗装業界に貢献することで、日本のものづくりの強みとなれるよう努力しています。

具体的な活動内容

埼玉県の「環境学習応援隊」では、地域の子ども達への環境教育・啓発活動をしており、直近では2022年10月27日(木曜日)に、弊社社長が入間市立東金子小学校の4年生を対象に「みんなで一緒にプラスチックリサイクルを考えよう！」というテーマで授業を行いました。

 

また、関東経済産業局に協力し、ものづくり企業に対して直接公害対策の専門的指導を行っており、大気に拡散したVOC（揮発性有機化合物）が紫外線による化学反応の結果発生するといわれる光化学スモッグの抑制に寄与しています。

取り組んでよかったこと

社会問題となっているプラスチックをはじめとしたリサイクル社会について、未来を担う子供たちの考えるきっかけづくりに携われたことは、ものづくり企業として光栄なことです。また、カーボンニュートラルの世界を生きることになる若者と、その実現に向けた行動を共にすることは、サスティナブルな社会を次世代に引き継いでいくための大切な活動だと思っています。

また、同時に、ものづくり企業同士でVOCの発生抑制を題材に、次世代によりよい環境を残していくことを考え、具体的なアクションに取り組む機会をつくりだす手助けができていることにやりがいを感じています。

今後に向けて

これまで続けてきた「環境学習応援隊」や「専門家相談事業」の活動はそのまま継続していきたいと考えています。また、社会問題となっているカーボンニュートラルや廃棄物ゼロがものづくり企業の当たり前になるよう啓発するとともに、中小企業の取り組み実例を示せるように本業としても取り組みを続けてまいります。さらに、新たな取り組みとして、現在計画している新工場の中に地域の学生や事業者が見学できるコースを設けようと考えています。

ものづくり企業に聞く！CSR・社会貢献活動への思い

企業も個人も、社会に属すことで活かされ生きています。また、日本に活力があり地域が健全であるからこそ、安全に安心して仕事を続けることが出来るのです。しっかり生産活動し、その上でどれだけ地域に貢献できるかが企業の価値であると考えます。小さな企業の小さな力ですが、国と地域、そして工業塗装業界に貢献することで、日本が元気になることを喜びとして活動してゆこうと考えています。

代表取締役 窪井 要

 

▶CSR・社会貢献活動に取り組む企業・団体一覧表へ戻る◀