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掲載日:2025年9月17日

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若者の生きづらさとSNS・詐欺・闇バイト(令和7年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験交流会)

青少年の立ち直り支援に関心のある方や我が子のことで悩んでいる方等を対象に、令和7年度第1回埼玉県青少年立ち直り体験

交流会を開催しました。

日時:令和7年8月23日(土曜日)13時00分~16時00分(開場12時40分)

場所:戸田市文化会館会議室301(戸田市上戸田4丁目8番1号)

開催方法:会場及びオンラインのハイブリッド開催

第1回チラシ(PDF:455KB)

第1部 講演会

講師:廣末 登 氏(社会学者、ノンフィクション作家、元法務省福岡県更生保護就労支援事業所長)

第2部 お話し

体験者からのメッセージ 

第3部 交流

 小グループで参加者の思いや体験を語り合います。

【開催結果】

参加人数:71名

参加者の主な感想

(講演)

  • 毎日テレビやネットで報道されている事件がより身近に感じられたお話でした。親(高齢者)に「騙されないように」と注意喚起する40代・50代や20代の若者までもが騙されてしまう時代が怖いです。
  • 闇バイトの恐ろしさ(勧誘・脅し)を知りました。一度関わったら命の危険がある事を広く知ってほしいです。ネット・メディアで楽してお金が儲かるとか、大金を使って楽しいなど、ヤラセではないかと思う情報が拡がっており、嫌だと思っていました。廣末さんが分かりやすく話され理解できました。再犯をなくすためにもデジタルタトゥーの問題がなくなっていくと
    更生しやすくなり、再犯もなくなっていくと思います。

(お話し)

  • 非行に走った後に、闇バイトの主犯格となって刑務所へ行った。人格を否定されるような育てられ方を親から受けたところ、
    その後闇バイトの世界では褒められ、お金で得た自由を本当の自由だとはき違えてしまった。刑務所に入って振り返ると、自分が本当にほしかったのは「自分を認めてほしい」ということだと気が付いた。親が子供を認めること、子どもの人権を認めて一緒に共感することが大事だと思った。
  • 人は変われることを身をもって体現している姿が清々しいです。再犯せずに社会の誰かのためになるよう、人々に姿を晒して、犯罪から足を洗う人が一人でも増えるようモデルになってください。

(交流会)

  • このようなテーマにこれだけたくさんの方が参加されていることに、心を動かされます。
  • みなさんのお話を聞いて、悩んでしまうのは自分だけではないんだと勇気づけられます。なかなか身近な知り合いに非行で悩んでいる人がいないのでお話ができてありがたいです。

お問い合わせ

県民生活部 青少年課 企画・非行防止担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 衛生会館3階

ファックス:048-830-4754

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