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掲載日:2024年7月18日

埼玉県防災ポータルサイト

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民間力を活用した防災力向上の取組

概要

地域防災力の向上のためには、国や県、市町村などの公共の力だけではなく、県民や企業、各種団体との協働が不可欠です。
このため、県では各種団体・企業等と災害時における応援協定を締結し、民間事業者の機動力や調達力等を活用し、防災力の一層の強化を図っています。
さらに、首都直下地震時等に想定される県内の被害への対応と、全国からの救援・支援の首都圏への受入れ及び被災都県の支援についても民間企業等と連携した取組を進めています。

 ・災害時応援協定 ~さまざまな主体との連携で民間力を活用~
 ・災害時応援物流団地 ~多種多様な在庫物資と物流機能を活用~
 ・広域支援拠点 ~大規模災害時に民有地を活用~

災害時応援協定

概要

各種団体・企業等との連携により「食料・物資」、「応急復旧」、「輸送・保管」などの分野で災害時応援協定を締結しています。
これら協定については、平時から応援要請の手順の確認のため防災訓練の参加や緊急時の連絡先の交換による「顔の見える関係づくり」に努めています。

協定一覧(PDF:437KB)

災害時応援物流団地

概要

食料や生活必需品などの多品目を取り扱っている物流団地を「災害時応援物流団地」とする協定を締結し、民間力のさらなる活用に取り組んでいます。

災害時応援物流団地の役割災害時応援物流団地ロゴ
1 県からの要請に組合事務局等がワンストップで対応できること
2 速やかに在庫を救援物資として提供できること
3 他府県等からの救援物資の受入れ・一時保管ができること
4 救援物資の緊急輸送手段を確保できること
5 緊急輸送道路に近接していること(おおむね1km以内)

 

災害時応援物流団地一覧

企業・団体名

所在市町村

最寄りの

インターチェンジ

企業・団体ホームページ

川越総合卸売市場株式会社 川越市 関越道川越IC http://kawashijyo.xsrv.jp/ichiba/
協同組合熊谷流通センター 熊谷市

関越道花園IC

東北道羽生IC

http://www.socio.jp/
越谷流通団地運営協議会 越谷市 外環道草加IC http://www.koc-net.or.jp/about/index.html
埼玉県南卸売団地協同組合 さいたま市 東北道岩槻IC http://vivilosaitama.or.jp/

 

広域支援拠点

概要

首都圏で直下型地震などの大規模災害が発生した場合、全国から警察、消防、自衛隊の救助部隊や食料、生活必需品などの救援物資が集まることになります。
これらを首都圏に速やかに受け入れることが、迅速な救援活動や被害の拡大防止を図る上で重要であり、この際、必要となるのが救助部隊の集結場所や救援物資の集配場所です。
本県は海岸線がないなど災害リスクが相対的に少なく、また高速道路網が縦横に張り巡らされているなど交通利便性が高いことから、東北、上信越、関西方面などからの支援の「受け皿」、「つなぎ役」としての機能が求められています。
このため、公園等の公有地のほか、民間の事業予定地や駐車場などのスペースを災害時に一時借用し、広域支援拠点(救助部隊の宿営地や救援物資の集積地)として活用するものです。

広域支援拠点イメージ図

広域支援拠点の要件

  • 高速道路インターチェンジからおおむね5km圏内
  • 面積がおおむね1ヘクタール以上の平坦地 など

広域支援拠点の開設と閉鎖

  1. 大規模災害発生時に、県から広域支援拠点候補地の使用について協力要請を行います。
  2. 承諾のあった用地を県が無償で借用し、広域支援拠点として開設・運用します。
  3. 大規模災害終息時等において、県は広域支援拠点を閉鎖し、原状回復のうえ返還します。

広域支援拠点(候補地)

次の企業・団体と「大規模災害時における広域支援拠点の確保に関する協定書」を締結し、広域支援拠点(候補地)としています。

広域拠点ロゴ

広域支援拠点の確保状況(令和5年9月現在)

企業・団体名

所在市町村

土地の現況

最寄りのインターチェンジ

企業・団体ホームページ

キッコーマン株式会社

久喜市

空地

東北道久喜IC

http://www.kikkoman.co.jp/

関東グリコ株式会社

北本市

駐車場等

圏央道桶川北本IC

http://www.glico.co.jp/

株式会社カインズ

本庄市

駐車場

関越道本庄児玉IC

http://www.cainz.co.jp/

株式会社ジョイアス・フーズ

上里町・神川町

空地

関越道本庄児玉IC

http://joyous.co.jp/

川越総合卸売市場株式会社

川越市

駐車場

関越道川越IC

http://kawashijyo.xsrv.jp/ichiba/

駿河台大学

飯能市

駐車場等

圏央道入間IC

http://www.surugadai.ac.jp/

日本工業大学

宮代町

グラウンド

東北道久喜IC

http://www.nit.ac.jp/

一般社団法人埼玉県トラック協会 深谷市 駐車場等

関越道花園IC

https://saitokyo.or.jp/

協力いただける企業・団体を募集しています

広域支援拠点の確保の取組に御協力いただける企業・団体を募集しています。(詳細は下記までお問合せください。)

 

UAV(無人航空機)を活用した観測実証実験

UAV【無人航空機】(以下UAV)を活用した観測実証実験は、災害発生初期に、地理的条件、悪天候、夜間など、様々な飛行条件の中で、UAVを保有する事業者に緊急観測を要請し、要請から統括部への情報伝達時間やUAVの性能別の活用方法を整理し、迅速・的確な災害対応への有効性を検証するものです。

令和6年度観測実証実験参加事業者の公募

令和6年度の実証実験について、参加事業者の公募(各調査それぞれ実施事業者を選定)を開始しますので、お知らせします。

  • テーマ3項目(テーマ(1)の調査回数:2回、(2)・(3)の調査回数:各1回)

 (1)降雨時もしくは降雪時における観測実験

 (2)夜間における観測実験

 (3)広域情報収集の観測実験

  • 提出先

 埼玉県 危機管理防災部 災害対策課 災害対策担当

 なお、実験内容や申請等に関する事前相談、問合せを受け付けます。

  • 受付期間

 令和6年4月26日(金曜日)9時から5月31日(金曜日)17時まで

 

公募要領・申請様式など

公募要領(PDF:370KB)

申請書(表紙)(エクセル:15KB)

申請様式1(ワード:29KB)

申請様式2(エクセル:15KB)

申請様式3(ワード:16KB)

 

事業者選定基準(PDF:94KB)

 

契約書(案)(PDF:198KB)

仕様書(案)(PDF:159KB)

 

質問・回答

4月26日(金曜日)9時から5月17日(金曜日)17時までで受け付けた質問につきまして、質問回答一覧を掲載します。

質問回答一覧表(PDF:95KB)

令和6年度観測実証実験参加事業者の審査結果について

(1)降雨時もしくは降雪時における観測実験 応募数2

採択事業者 株式会社サイニチホールディングス 三協測量設計株式会社

(2)夜間における観測実験 応募数2

採択事業者 株式会社サイニチホールディングス

(3)広域情報収集の観測実験 応募数1

採択事業者 株式会社埼玉測機社

お問い合わせ

危機管理防災部 災害対策課 災害対策担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 危機管理防災センター2階

ファックス:048-830-8159

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