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掲載日:2020年7月14日
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1 タイトル
「うふっ。どうしちゃったの、これ!?」
「えへっ。こうしちゃったよ、これ!!」無条件な幸福
一本の線を描くのも容易ではない人間が引いた線は、漫然と描かれた線とは視覚的に見てもどこか感じが異なります。たった一本の線から、描いた人間の喜びや怒りやとまどいなど、様々な感情を感じられ、そこには生きることのリアリティがあります。障害のある方と家族や施設職員などが寄り添い、時にぶつかり合いながら生まれてくる奇跡のような作品たち。感じていること、まだ言葉や価値にならないもの、それらをつなぎ、橋をかけて未来に手渡していきます。見る側もつくる側も幸福になる、表現すること、存在することの無条件な幸福感が作品から満ち溢れています。
2 日時
平成26年12月11日(木曜日)~12月16日(火曜日)
10時~18時(※初日11日のみ、14時~18時)
3 入場料
無料
4 場所
埼玉会館第3展示室(さいたま市浦和区高砂3-1-4)
JR高崎線・宇都宮線・京浜東北線浦和駅西口下車徒歩6分
5 主催
埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会
6 企画・運営
埼玉県障害者アートマネージメントワークショップメンバー
7 指導
美術家中津川浩章
国内外で個展やグループ展多数開催。全国でアウトサイダーアートについてのレクチャー、ワークショップ。震災後のトルコや仙台でライブペインティングやワークショップを実施。2012年、2013年埼玉県障害者アートフェスティバル障害者アート企画展ディレクション。
8問い合わせ先埼玉県障害者アートフェスティバル実行委員会事務局
(埼玉県福祉部障害者福祉推進課内)
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
電話:048(830)3312ファクス:048(830)4789
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ちらし表面(PDF:1,132KB) ちらし裏面(PDF:753KB)
僕のお気に入り
落語家林家たい平さん:塚本勝也作『カップヌードル』
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林家たい平さんコメント
【お気に入りの理由】塚本勝也作『カップヌードル』
大きなものを小さく描くことは誰でもできる。小さいものを大きく描くことは難しい。
大きく描くと単に平面が広くなっただけになりがちだが、塚本さんの作品は、大きく描いた平面に物語がある。僕も描きたいけど、描けないすごさがある。
商品のパッケージデザインはたくさん売れるように作っていると思う。塚本さんの作品は、そのデザインから心象風景に昇華している。上から見た感じもいい。色もいいしオリジナルの発色に色気がある。
【障害者アート企画展に応援メッセージを!】
純粋に美しい作品が多い。美とは何かつきつめた先に展覧会がある。
障害者アート企画展では、日常の美、生きる楽しさを思い出させる。生きていくパワーをもらえると思う。
子どものころ、砂場で無心に城やトンネルを作った。今思うとそれは無駄でお金にならないかも知れない。しかし、無駄と思われていることが、人間として生きていく上でいちばん大切だということを私たちは忘れている。そういったことを思い出させてくれるのが障害者アートである。
「見えなくなっていること」がたくさんあることを気づかせてくれる、「見えなくなっていること」が見つけられる、大切な展覧会だと思う。
私のお気に入り
漫画家二ノ宮知子さん: ユキウサギ作『居場所さがし』
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二ノ宮知子さんコメント
【お気に入りの理由】ユキウサギ作『居場所探し』
ぱっと見たとき独自の世界観を感じます。絵本の世界をみているよう。色が素敵で絵もかわいい。
【障害者アート企画展に応援メッセージを!】
お気に入りが1つしか選べなくて残念に思えるほど、プロから見ても刺激になるような素敵な作品、思ってもみない発想の作品が出展されています。
今年もおもしろい作品が集まっているので、ぜひお越しください。
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