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掲載日:2023年12月11日

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第212回簡易アンケート「がん検診・肝炎ウイルス検査・骨髄ドナー制度について」の結果を公表しました。

調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和4年10月27日(木曜日)~11月2日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:県政サポーター(3,268人)(内、県内在住(3,022人))
  • 回収率:66.5%(回収数2,173人)(内、県内在住66.3%(2,005人))
  • 百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある

 

 ( )内は県内在住者

  人数(人)  比率(%)
全体 2,173(2,005)人 100.0(100.0)

 

年齢 人数(人)   比率(%)
16~19歳 9 (9) 0.4 (0.4)
20~29歳 91(85) 4.2 (4.2)
30~39歳 217(196) 10.0 (9.8)
40~49歳 421(386) 19.4 (19.3)
50~59歳 576(530) 26.5 (26.4)
60~69歳 405(369) 18.6 (18.4)
70歳以上 454(430) 20.9 (21.4)

 

職業  人数(人)  比率(%)
個人事業主・会社経営者(役員) 208(190) 9.6(9.5)
家族従業(家業手伝い) 10 (9) 0.5(0.4)
勤め(全日) 809(737) 37.2(36.8)
勤め(パートタイム・アルバイト) 328(307) 15.1(15.3)
専業主婦・主夫 317(291) 14.6(14.5)
学生 43 (41) 2.0  (2.0)
その他、無職 458(430) 21.1(21.4)

 

性別 人数(人)   比率(%)
男性 1,221(1,121) 57.9(57.6)
女性 867(807) 41.1(41.5)
回答なし 19(18) 0.9(0.9)

※任意回答(総数2,107(1,946))

(2)調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体又はカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

 

(3)調査の目的

がんは早期に発見し、治療を行うことで治る確率があがります。そのため県では、がんの早期発見に寄与するがん検診及び肝がんの原因の大半を占める肝炎ウイルスの検査の受検を推進しています。 このほか、骨髄移植の過程で骨髄提供者(ドナー)が仕事を休業する必要が生じるなどに対し、その経済的な負担を軽減するための助成を行っております。がん検診や肝炎ウイルス検査の受診状況、骨髄ドナーの助成制度の認知状況などを確認するため、アンケートを実施しました。

担当課 保健医療部 疾病対策課 がん対策担当 電話:048-830-3599(E-mail :a3590-06@pref.saitama.lg.jp )

 

調査結果

がん検診受診の有無


いずれかのがん検診を受けたことのある『がん検診を受けた(計)』が5割半ば超(57.0%)

 

質問1 あなたは、過去1年以内にがん検診を受けましたか。また、どんながん検診を受けましたか。(複数回答可)

 修正1

※n=2,173(乳がん検診、子宮頸がん検診は、n=907)

過去1年以内にどんながん検診を受けたかを尋ねたところ、「乳がん検診を受けた」(41.0%)、「子宮頸がん検診を受けた」(40.9%)、「大腸がん検診を受けた」(35.3%)、「胃がん検診を受けた」(35.1%)、「肺がん検診を受けた」(28.7%)となり、いずれかの検診を受けたことのある『がん検診を受けた(計)』は全体の5割半ば超(57.0%)であった。『がん検診を受けた(計)』の数値は、過去のデータと比較すると、令和元年1月時(58.4%)より低く、令和3年10月時(53.7%)より高い。

 

各がん検診の受診の機会


「胃がん検診」「子宮頸がん検診」「乳がん検診」は、「勤め先または健康保険組合等(家族の勤め先を含む)が実施した検診」、「肺がん検診」「大腸がん検診」は「市町村が実施した検診」で受診している方が多い。

 

質問2-1  (胃がん検診と回答した方に伺います)どこが実施した胃がん検診を受けましたか。(複数回答可)

修正2

※n=2,173

胃がん検診では、「勤め先または健康保険組合等(家族の勤め先を含む)が実施した検診」が最も多く4割半ば超(47.2%)で、次いで「市町村が実施した検診」が4割弱(38.2%)であった。

 

質問2-2(肺がん検診と回答した方に伺います)あなたはどこが実施した肺がん検診を受けましたか。(複数回答可)

修正3

※n=2,173

肺がん検診では、「市町村が実施した検診」が最も多く4割半ば超(47.3%)で、次いで「勤め先または健康保険組合等(家族の勤め先を含む)が実施した検診」が4割半ば〈44.4%)であった。

 

質問2-3(大腸がん検診と回答した方に伺います)あなたはどこが実施した大腸がん検診を受けましたか。(複数回答可)

修正4

※n=2,173

大腸がん検診では、「市町村が実施した検診」が最も多く4割半ば(44.9%)、次いで「勤め先または健康保険組合等(家族の勤め先を含む)が実施した検診」が4割強(40.3%)であった。

 

質問2-4(子宮頸がん検診と回答した方に伺います)あなたはどこが実施した子宮頸がん検診を受けましたか。(複数回答可)

修正6

※n=371

子宮頸がん検診では、「勤め先または健康保険組合等(家族の勤め先を含む)が実施した検診」が最も多く4割強(41.2%)、次いで「市町村が実施した検診」が4割強(40.4%)であった。

 

質問2-5(乳がん検診と回答した方に伺います)あなたはどこが実施した乳がん検診を受けましたか。(複数回答可)

修正7

※n=372

乳がん検診では、「勤め先または健康保険組合等(家族の勤め先を含む)が実施した検診」が最も多く4割強(43.8%)で、次いで「市町村が実施した検診」は3割半ば(35.5%)であった。

 

がん検診を受けなかった理由


「受ける時間がないから」が2割半ば(25.7%)

 

質問3(質問1で、がん検診を受けてないと回答した方に伺います)受けなかった理由は何ですか。(複数回答可)

修正9 

※n=887

質問1で「がん検診を受けていない」と答えた方に理由を尋ねたところ、「受ける時間がないから」が最も多く2割半ば(25.7%)、次いで「費用がかかり経済的負担になるから」が2割強(22.7%)であった。

 

胃がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診の受診の有無


「子宮頸がん検診を受けた」が5割弱(49.4%)、「乳がん検診を受けた」が4割半ば超(47.5%)、「胃がん検診を受けた」が4割弱(38.5%)

 

質問4 あなたは過去2年以内に胃がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診を受けましたか(複数回答可)

修正8

 ※n=2,173(乳がん検診、子宮頸がん検診は、n=907)

過去2年以内に、胃がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診を受けたかを尋ねたところ、「子宮頸がん検診を受けた」が最も多く5割弱(49.4%)、次いで「乳がん検診を受けた」が4割半ば超(47.5%)であった。

 

肝炎ウイルス検査の受検の有無


「受けたことがある」が3割強(33.5%)

 

質問5 肝がんの予防のためには肝炎ウイルスの感染を早期に発見することが大切ですが、あなたは、これまでに肝炎ウイルス検査を受けたことがありますか。(人間ドックなどの血液検査の項目に含まれている場合も含む)

 修正1

これまでに肝炎ウイルス検査を受けたことがあるかを尋ねたところ「受けたことがある」が3割強(33.5%)であった。また、「受けたことがない」が5割強(50.9%)であった。

 

肝炎ウイルス検査の受検の可能性


「献血」が2割半ば超(27.7%)

 

質問6(質問5で「受けたことがない」または「わからない」と回答した方に伺います)下記のいずれかの経験がある方は、肝炎ウイルス検査を受検している可能性があります。今までに経験したものがあれば、該当するものを選んでください。(複数回答可)

修正11

※n=1,444

質問5で「受けたことがない」または「わからない」と答えた方に、肝炎ウイルス検査を受けた可能性として、献血や妊娠・出産などの経験があるか尋ねたところ、「いずれの経験もない・わからない」が最も多く4割半ば超(47.3%)であった。次いで「献血」が2割半ば超(27.7%)、「妊娠・出産」が2割強(21.5%)であった。

 

骨髄移植ドナー登録の有無


 「登録はしたことはない」が9割強(92.7%)

 

質問7 あなたは、骨髄移植ドナーとして登録していますか。または、骨髄移植ドナーとして登録したことがありますか。

修正11

※n=2,173

骨髄移植ドナー登録の有無を尋ねたところ、「登録したことはない」が9割強(92.7%)を占め、「登録している」「登録したことがある」は合わせて7.3%であった。

 

質問8(質問7で「登録している」または「登録したことがある」と回答した方に伺います)骨髄移植ドナーとして「登録」した際に、助成制度の有無が判断に影響しましたか。

 「助成制度があることにより、安心して、ドナー登録することができた」が1割半ば(14.5%)

 

修正13

※n=159

「助成制度の有無は、ドナー登録するかどうかの判断に全く影響しなかった」は4割強(40.9%)、「助成制度があることにより、安心して、ドナー登録することができた」は、1割半ば(14.5%)であった。

 

骨髄提供における助成制度の影響


「助成制度の有無に関わらず骨髄提供を行うと思う(骨髄提供を行った)」は、4割強(43.4%)

 

質問9(質問7で「登録している」または「登録したことがある」と回答した方に伺います)あなた自身が骨髄提供をする(した)際に、助成制度の有無は骨髄提供の判断に影響すると思いますか。(影響しましたか)。

修正13

※n=159

「助成制度の有無に関わらず骨髄提供を行うと思う(骨髄提供を行った)」は4割強(43.4%)であった。また、助成制度の有無が骨髄提供の判断に影響したものは、「仕事を休むことによる負担等が補われるため、骨髄提供を行うかどうかの判断に影響すると思う(判断に影響した)」(32.1%)、「子供を保育施設に預ける費用等の負担が緩和されるため、骨髄影響を行うかどうかの判断に影響すると思う(判断に影響した)」(6.9%)で、合わせて4割弱(39.0%)であった。

 

自由意見


 

質問10 がん検診、肝炎ウイルス検査や骨髄移植ドナー制度に関するご意見等がありましたら、自由にお書きください。

  • 検診の推進には、助成とセットでないと困難ではないか。
  • 家庭にいる人も含めて定期検診を自然に当たり前のことのように受けるようにした方がよいのではないか。
  • がんを防ぐには早期発見と治療が大切だ。県は、継続かつ定期的に県民に早期発見を促す情報提供やイベントを開催してほしい。
  • いくつかの検診がまとめて受けられたら助かるし、曜日に関係なく申し込みができると受ける人も増えるのではないか。
  • がん検診の通知が来るだけでも、健康への意識が高まるので、ありがたい。
  • ドナーをやったことがあるが、患者さんからの感謝の手紙が届いた時にはやって良かったと心から思った。
  • 家族をがんで亡くしているので、自分は大丈夫!と思えない。残された家族のことを考えると検査をすべきだと思う。また、移植を待つ誰かのために役に立てるなら、ぜひドナーになりたいと思う。
  • 検査についての情報提供を拡充してほしい。
  • 毎年、市の補助によるドック検診を受けているが、肝炎検査やドナー確認がその時にあるといいと思う。

※上記を含め、計413件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

お問い合わせ

保健医療部 疾病対策課 がん対策担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-830-4809

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