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掲載日:2023年2月14日
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今や日本では「2人に1人」が、がんに罹る可能性があります。
また「3人に1人」が、がんが原因で亡くなっています。埼玉県でも、年間2万人※が、がんによって命を落としています。(※2018年埼玉県がん統計より)
がん治療の決め手は『早期発見』です
がんの初期の段階では自覚症状がないことがほとんどであり、
進行してからでは、治癒率が大きく下がります。
早期発見で適切な治療が受けられれば、約9割が治癒できると言われています。
早期発見には、定期的ながん検診が重要です。
今年はがん検診を受けられましたか?
まだの方はこの機会にぜひ、がん検診を受診してください。
また、検診の結果「要精密検査」となった方は、必ず精密検査を受けてください。
今年はぜひ積極的な受診を
新型コロナウイルス感染症の影響で、がん検診の受診控えが続き、その間に未発見のがんが
進行がんになる心配もあります。
がん検診は、十分な感染防止に努めているため安全です。
昨年度受診を見送った方は、今年度は積極的にがん検診を受けましょう
部位 |
方法 |
対象者 |
受診間隔 |
---|---|---|---|
胃がん |
胃X線検査(注1)又は胃内視鏡検査 |
50歳以上の男女※ |
2年に1回 |
肺がん |
胸部X線検査+喀痰細胞診(注2) |
40歳以上の男女 |
年1回 |
大腸がん |
便潜血検査(注3) |
40歳以上の男女 |
年1回 |
子宮がん |
視診+細胞診(注4) |
20歳以上の女性 |
2年に1回 |
乳がん |
マンモグラフィ(注5) |
40歳以上の女性 |
2年に1回 |
※胃X線検査については、当分の間、40歳以上を対象に年1回実施する市町村もあります。
(注1)バリウム(造影剤)と発泡剤(胃を膨らませる薬)を飲み、X線撮影します。
(注2)質問により必要と認める方に行います。痰から細胞を採取し、顕微鏡で調べます。
(注3)自身で採取した便検体を回収し、便の中に血液がふくまれているかを調べます。
(注4)子宮頸部からブラシなどでこすりとった細胞を採取して顕微鏡で調べます。問診により医師が必要と認める方は子宮体部の細胞診も行います。
(注5)マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のことです。
毎年10月は、厚生労働省が定める「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」です。
令和4年10月1日(土曜日)~10月31日(月曜日)には、県内市町村で様々な取組が行われました。
がん検診の普及活動にご活用ください。
利用される場合は、下記担当までメールで用途等をご連絡ください。
がんは、昭和56年から埼玉県の死因の第1位を占めています。がんの罹患には様々な生活習慣、特に喫煙と食習慣が大きくかかわっています。埼玉県では喫煙対策や生活習慣病対策を進めています。
現状で推奨される科学的根拠に基づくがん予防として国立がん研究センターがん対策情報センターが情報提供しています。
市町村が実施するがん検診の有効性評価を支援するため、がん検診精度管理事業を実施しています。
がん検診結果統一集計報告書の作成し、公表しています。報告書は「がんの統計」のページをご覧ください。
市町村が実施したがん検診の受診率は、地域保健・健康増進事業報告で公表されています。
市町村別受診率の一覧及び順位は「がん統計」のページをご覧ください。
がん検診を効果的に行うには、検診の精度管理が非常に重要です。国立がん研究センターが精度管理の指標として作成している 「事業評価のためのチェックリスト」に基づき、県と市町村がそれぞれ自己点検を行い、結果を公表しています。
埼玉県妊婦子宮頸がん検診精密検査結果紹介状兼結果連絡票(エクセル:29KB)
埼玉県妊婦子宮頸がん検診精密検査結果紹介状兼結果連絡票(PDF:157KB)
妊婦健康診査における子宮頸がんの精度管理事業の取扱いについて(PDF:140KB)
マンモグラフィ画像読影支援システム整備に関する国庫補助金です。
当該補助金事業は厚生労働省が実施し、県は経由する機関になります。
※本事業は、令和元年から令和3年度の事業です。令和4年度の実施は予定しておりません。
本事業は、県内の健康保険組合と協力して、職域(職場)におけるがん検診の受診率を向上させるため、従業員(被保険者)の受診しやすい環境を整えていただいた事業所に対して補助金を交付するものです。
※県ホームページへの掲載を承諾いただいた参加事業所
健康保険組合(50音順) | ※参加事業所 |
埼玉県農協健康保険組合 | |
全国健康保険協会埼玉支部 | 参加事業所の一覧を見る |
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